はじめに
17世紀オランダの画家、ヨハネス・フェルメールの絵画は、写実的で繊細な描写が日本でも人気です。
まるで写真のような美しさが魅力の、ヨハネス・フェルメールの絵画を鑑賞できるスポットを10か所ご紹介します!
「ヨハネス・フェルメール」の絵画を鑑賞できるスポット①マウリッツハイス王立美術館
オランダのデン・ハーグにあるマウリッツハイス王立美術館には、フェルメールの絵画でも最も有名な『真珠の耳飾りの少女』が所蔵されています。
この絵はあまりに有名なため、日本はもちろん、全世界に「マウリッツハイス美術館展」としてツアーが組まれていて、行った日に貸し出されることもがあります。
事前に確認するようにしましょう。
他にもレンブラントなどの名作も展示されていますよ♪
◆マウリッツハイス王立美術館
住所:Plein 29,2511 CS The Hague,Netherlands
電話番号 +31‐70‐3023456
マウリッツハイス王立美術館
「ヨハネス・フェルメール」の絵画を鑑賞できるスポット②アムステルダム国立美術館
オランダの首都アムステルダムある、アムステルダム国立美術館も有名な施設です。
8000点もの作品が、80もある展示室で展示され、800年ものオランダ芸術と歴史を目の当たりにすることができるんです。
フェルメールの作品は、『牛乳を注ぐ女』や『手紙を読む青衣の女』、『恋文』、『小路』の4点があります。
他にもレンブラントの『夜警』も所蔵されており、見どころがたくさんあります♪
◆アムステルダム国立美術館
住所:Museumstraat 1, Amsterdam
アムステルダム国立美術館
「ヨハネス・フェルメール」の絵画を鑑賞できるスポット③メトロポリタン美術館
アメリカのニューヨークにあるメトロポリタン美術館は、世界3大美術館の1つです。
面積の大きさも展示物の数も世界最大級なんです。
フェルメールの作品は30数点しか存在しないと言われていますが、このメトロポリタン美術館には5つもの作品があります。
『眠る女』、『水差しを持つ女』、『リュートを調弦する女』、『少女』、『信仰の寓意』です。
とっても広いメトロポリタン美術館ですので、フェルメールの作品を見逃さないようにしましょう!
◆メトロポリタン美術館
住所:1000 5th Ave, New York City, NY 10028-0198
メトロポリタン美術館
「ヨハネス・フェルメール」の絵画を鑑賞できるスポット④ワシントン ナショナルギャラリー
アメリカのワシントンDCにある国立美術館ナショナルギャラリーにも、フェルメールの作品が複数あります。
『天秤を持つ女』や『手紙を書く女』、『赤い帽子の女』、『フルートを持つ女』など、フェルメールの絵に特徴的な女性の絵画は、それぞれの美しさと描写の細かさが魅力です♪
◆ワシントン ナショナルギャラリー
住所:Washington, DC 20565
ワシントンナショナルギャラリー
「ヨハネス・フェルメール」の絵画を鑑賞できるスポット⑤ナショナルギャラリーロンドン
イギリスの首都ロンドンにあるナショナルギャラリーロンドンには、フェルメール後期の2作品、『ヴァージナルの前に立つ女』と『ヴァージナルの前に座る女』が展示されています。
他にも多くのコレクションを所蔵するナショナルギャラリーロンドンは、特別な企画展示がない限りは無料で入場することができるのも嬉しいポイントですね♡
◆ナショナルギャラリーロンドン
住所:The National Gallery Trafalgar Square London WC2N 5DN
ナショナルギャラリーロンドン
「ヨハネス・フェルメール」の絵画を鑑賞できるスポット⑥ドレスデン国立美術館 アルテ・マイスター絵画館
ドイツのドレスデンにある国立美術館には、絵画や彫刻、陶磁器などそれぞれテーマごとに12の博物館があり、その一つが古典絵画を所蔵するアルテ・マイスター絵画館です。
ここにはフェルメールの『窓辺で手紙を読む女』など、15~18世紀のイタリア、オランダをはじめヨーロッパ各地の著名な画家の作品をたくさん鑑賞することができるんです。
◆ドレスデン国立美術館
住所:Theaterplatz 1 | Semperbau am Zwinger,01067 Dresden, Saxony, Germany
ドレスデン国立美術館
「ヨハネス・フェルメール」の絵画を鑑賞できるスポット⑦フリック・コレクション
フリック・コレクションはニューヨークの中心部、マンハッタンのアッパー・イースト・サイドにある美術館です。
ここは市営の美術館で、実業家ヘンリー・フリックが個人的に集めたコレクションを、彼の邸宅であった館で展示しているんです!
規模は小さいながら、フェルメールの作品を3つも所蔵しています。
『中断された音楽の稽古』、『夫人と召使』、『士官と笑う娘』です。なかなか他の美術館に出回る機会がない作品のようですね。
絵画の他に、彫刻や家具、陶磁器なども所蔵していていて、見応え十分です♪
◆フリック・コレクション
住所:1 E. 70th St., Fifth Ave., New York City, NY10021-4994
フリックコレクション
「ヨハネス・フェルメール」の絵画を鑑賞できるスポット⑧ベルリン国立美術館
ドイツのベルリンにあるベルリン国立美術館は、美術館と博物館群の総称です。
プロイセン王家が歴代でコレクションしたものを基礎として、1830年に発足した「旧博物館」を発祥とし、コレクションが増えていくにつれ、新たな博物館が次々と建てられました。
フェルメールの絵画は、そのうちの絵画館の中にあります。
『真珠の首飾りの女』をはじめ、膨大な量の美術品を所蔵しているんですよ♪
◆ベルリン国立美術館
住所:Matthaeikirchplatz, 10785 Berlin, Germany
ベルリン国立美術館
「ヨハネス・フェルメール」の絵画を鑑賞できるスポット⑨ルーヴル美術館
フランスの首都パリにある、世界最大級の美術館・ルーヴル美術館にも、フェルメールの作品
『天文学者』と『レースを編む女』が展示されています。
38万点以上もある収蔵品のうち、3万5千点を常設しているルーヴル美術館は、敷地自体も広大で、毎日多くの観光客が訪れます。
パリの主要観光スポットとして欠かせない場所ですね。
◆ルーブル美術館
住所:99 rue de Rivoli, 75001 Paris, France
ルーブル美術館
「ヨハネス・フェルメール」の絵画を鑑賞できるスポット⑩アイルランド国立美術館
アイルランド国立美術館はアイルランドの首都ダブリンにあります。
14世紀から20世紀までのヨーロッパの絵画や彫刻を収集し、展示しています。
ここには、フェルメールの代表作の一つである『手紙を書く婦人と召使』が所蔵されていて、絵の描写の素晴らしさはもちろん、2度も盗難にあっていることでも有名な作品なんです!
◆アイルランド国立美術館
住所: Merrion Square West, Dublin 2
アイルランド国立美術館
おわりに
全部で30数点しかない貴重なフェルメールの絵画は、ときおり日本でも企画展示がされていますよね。
でもまだまだ作品を制覇するには時間がかかりますし、日本の美術館へ貸し出しされる機会がない作品もあるかもしれません。
それなら現地に行って観るのがベスト!フェルメールの絵画を鑑賞する旅を計画してみませんか?♡