はじめに
日本近代文学館内にある、本好きにはたまらないカフェ「BUNDAN COFFEE&BEER」をご存じでしょうか?
およそ1万冊の蔵書が読み放題。そして、文豪や文学にちなんだメニューが食べられると話題なんです♪早速ご紹介します。
本の世界にひたれるカフェ「BUNDAN COFFEE&BEER」①1万冊の蔵書
BUNDAN COFFEE&BEERは、日本文学会館の中にある、本好きにはたまらないカフェです。
お店の名前も、ブンダン(文壇)を連想させますよね。
駒場にあるため、東京大学にも近い立地。
文学の素晴らしさを思い出させてくれる、素敵なカフェなんです。
店内には大きな書架があり、小説、マンガ、雑誌と多彩なジャンルがそろっていますよ。
蔵書はなんと、1万冊ほどもあるんだとか!
カフェを利用する方は、これらの蔵書を手に取って読むことができるんです♪
本の世界にひたれるカフェ「BUNDAN COFFEE&BEER」②文豪が愛したコーヒーを堪能
最近はサードウェーブコーヒーの普及もあって、スペシャリティコーヒーが一般的になりましたよね。
その昔、文豪たちが愛したコーヒーも、今でいうスペシャリティコーヒーでした。
昔ながらのコーヒーを再現し、文豪の名前が付いた「BUNDAN COFFEE&BEER」で味わうことができます。
AKUTAGAWA(芥川龍之介)、TERAYAMA(寺山修司)、OUGAI(森鴎外)、ATSUSHI(中島敦)と、日本を代表する作家の名前を冠しています。
これらのスペシャリティコーヒーは、三軒茶屋の「Cafe Obscure Roasters」と共同開発されたものなんですよ。
Cafe Obscure Roasters
本の世界にひたれるカフェ「BUNDAN COFFEE&BEER」③小説に登場した朝食を再現
日本を代表する作家である、村上春樹(むかみはるき)氏。
「BUNDAN COFFEE&BEER」には、村上春樹氏の作品『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』にちなんだメニューがあります。
「ハードボイルド・ワンダーランド」の主人公である“私”が、「最後の晩餐」として食べた朝食を再現しているんですよ。
トマトソースで煮込んだソーセージ、キャベツとピーマンのサラダ。
フランスパンは、三軒茶屋の 「Signifiant Signifie」の商品を使用しています。
作品の中の主人公と同じように、コーヒーと一緒に楽しんでみてはいかがですか?
Signifiant Signifie
本の世界にひたれるカフェ「BUNDAN COFFEE&BEER」④文学作品にちなんだスイーツ
「BUNDAN COFFEE&BEER」では、時代を超えて愛されてきた名作をテーマにした、オリジナルパフェも提供しています。
1925年(大正14年)に、同人誌「青空」で発表された梶井基次郎(かじいもとじろう)氏の『檸檬』。
それにちなんで、レモンのピールやジュレ、オイルを使用した、さわやかな味のパフェになっています♡
檸檬パフェ以外にも、坂口安吾(さかぐちあんご)氏のチョコレートケーキや、村上春樹氏のチーズケーキが人気ですよ。
それぞれの商品の由来がメニューに書かれているので、じっくり読みながら食べるのも素敵ですね。
◆BUNDAN COFFEE&BEER
住所:東京都目黒区駒場4-3-55
電話番号:03-6407-0554
営業時間:9:30~16:20
定休日:日曜日、月曜日、第4木曜日
BUNDAN COFFEE&BEER 公式HP
おわりに
文学に親しみ、名作を読みながら、文豪にちなんだメニューが食べられるカフェ「BUNDAN COFFEE&BEER」をご紹介しました。
ぜひ、いつもと違った休日が楽しめる素敵なカフェへ、お出かけしてみてはいかがでしょうか?