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紅葉と幽霊画が有名な場所。今年の秋は滋賀県の「清瀧寺徳源院」へ




はじめに


滋賀県にはたくさんの紅葉の名所がありますが、清瀧寺徳源院も紅葉の名所として有名なスポットです。
今回は、清瀧寺徳源院の紅葉の見どころなどをご紹介します。

「清瀧寺徳源院」とは?


清瀧寺徳源院は、滋賀県米原寺にある天台宗のお寺です。

清瀧寺は、「せいりゅうじ」や「きよたきでら」とも呼ばれています。
もともと、1283(弘安6)年に近江守に任命された初代京極氏信が、1286(弘安9)年に京極家の菩提寺として創建したお寺です。

江戸時代に入ってからの1672(寛文12)年、讃岐丸亀にて藩主を務めていた京極高豊が江戸幕府に請願して、播磨の自分の領土と近江を交換しました。こうして、京極氏の菩提寺であった清瀧寺を復興させたという歴史があります。

それまで付近に散在していた墓碑は一か所にあつめられ、三重塔が寄贈されました。

この京極家墓所は34基の宝篋印塔(ほうきょういんとう)がずらりと並べられ、現在は国の史跡になっています。この時に、院号を父親の京極高和の法名から徳源院と改めました。

清瀧寺徳源院の紅葉のみどころ


清瀧寺徳源院の紅葉のみどころは、約3300㎡ある日本庭園です。

典型的な江戸時代初期の庭園は、清滝山の自然林を背景としており、自然の地形を利用した谷筋が築山左右である南と北に作られています。

池泉回遊式庭園で池もありましたが、1959(昭和34)年の伊勢湾台風の際に水源であった川ごと壊れてしまい、現在は枯池となっています。

しかし、枯池となっていても庭園は美しく、その庭園を彩るように植えられている紅葉は風光明媚な景色を私たちに見せてくれます。
ただ、庭園拝観する場合は事前予約が必要となりますので、注意が必要です。 紅葉と合わせてみたい幽霊画

紅葉と合わせてみたい幽霊画


清瀧寺徳源院には、京極氏ゆかりの貴重な資料が保管されており、それも大変見ごたえがありますが、今回ご紹介するのは「幽霊画」です。

幽霊画の中でも傑作だと称される「清水節堂」が描いており、生活のために絵を描いた節堂が唯一自発的に描いた渾身の作品だといわれています。
「描表装(かきびょうそう)」という技法で描かれた幽霊画は、今にも飛び出してきそうなリアリティーあふれる斬新な風霊画像です。

通常展示されてはおらず、1年に1度秋の4日間にだけ開催される「寺宝展」で公開されています。
ぜひ一度、清瀧寺徳源院の幽霊画に会ってみてください。

清瀧寺徳源院へのアクセス方法


【公共交通機関を利用する場合】
◆JR東海「柏原駅」から旧中山道を通って、徒歩で約30分ほどです。
※柏原駅にはタクシーがありませんので、タクシーを利用する場合はJR近江長岡駅から約10分ほどで到着します。

【自動車を利用する場合】
◆名古屋・岐阜方面より訪れる場合は、名神高速道路「関ケ原IC」を降りて左折します。国道21号線直進約10分柏原にて、右折し5分ほどで到着します。
◆京都・大阪方面から訪れる場合は、名神高速道路「米原JC」降りて右折し、国道21号線を直進して約10分ほど進み、柏原で左折します。それから約5分ほど進むと到着します。

◆清瀧寺徳源院
住所:滋賀県米原市清滝288
電話番号:0749-57-0047
営業時間:9:00~16:00(予約があれば17:00まで)

清瀧寺徳源院



おわりに


清瀧寺徳源院の紅葉は、庭園と相まってとても美しい光景を見ることができます。
ぜひ、紅葉狩りの際には訪れてみてください。
きっと、感動する紅葉があなたの前に広がりますよ。
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