はじめに
豊かな自然の中で、おいしい空気を胸いっぱいに吸い込み、水辺でリラックスする休日は、いまや全世界の人々の憧れ。旅立つ機会がやってきたら、ぜひ目指してほしいのが「溪頭米堤大飯店(ル ミディ ホテル)」。台湾中部の南投の山あいに佇む宮殿風リゾートで、隣接する滝がもたらすマイナスイオンと豊かな緑が放つフィトンチッドの癒し効果が話題。今の気分に寄り添うホテルです。
台湾唯一の山岳リゾートは、宮殿風の神秘的な佇まい。
旅は最高の気分転換。目指す方向は人それぞれですが、心身の真のリラックス、免疫力アップを目指すなら、南投の溪頭森林遊楽区近くにある「溪頭米堤大飯店」がぴったり。台湾唯一の山岳リゾートホテルで、宮殿を思わせる佇まいは、中部で最も美しいホテルと評価されています。山深く原始林が生い茂り、霧がかった空気は清々しく、人混みもない。さらには、一般的な空間では1立方cmあたり数百個のマイナスイオンが、ここでは数万単位も測定されるほか、大量のフィトンチッドも漂う土地ならではの健康効果も。まるで細胞が活性化するようなリフレッシュ感と心からのリラックス感が得られると評判です。
芸術の薫り漂う空間でのおもてなし、今は健康管理も重要任務に。
これまで、健康、レジャー、芸術、美食の提供、おもてなしに尽力してきたホテルですが、今はそこに防疫も加わり、CEOの李麗裕氏の指揮のもと、いち早く対策を講じてきたそう。湧き水の滝に隣接したプールサイドで、午前と午後にスタッフの健康体操タイムを設け、空気のビタミンとも言われるマイナスイオンを浴びることから仕事をスタート。この体操タイムはゲストも参加可能。大きな口を開けて深呼吸して、全身に活力をチャージしましょう。
館内の防疫も万全です。医療級の紫外線滅菌灯を導入し、客室を消毒するほか、公共スペース、エレベーター、ドアノブや電話なども徹底除菌。また、シャトルバスも稼働前後に座席やドアノブを消毒しています。館内の入場に際しては、額検温と手のアルコール消毒を実施(各階に消毒液を用意)。スタッフや出入りの業者も検温とマスク着用を促し、利用者の安全確保に努めています。
マイナスイオンは室内にもたっぷり。多額の設備投資の賜物です。
マイナスイオンの効果は、客室内でも体感が可能。その秘密は、屋外空調システムに。この立地の利点であるマイナスイオンを室内に取り込むべく、多額の設備投資をし、客室内でも1立方cmあたり7800個以上を計測。付近の屋外でも3000〜4000個というから、これは驚きの数値といえそう。マイナスイオン効果をとことんまで享受したいなら、クリアな湧き水を使ったプールやサウナ風呂へ。ヒノキの浴槽が魅力の個室風呂、各部屋の浴槽を満たすのも、もちろん湧き水。どこにいても、自然の恵みを存分に取り込める工夫がなされています。
また、ゲストには溪頭森林遊楽区への散歩も推奨しています。多様な木々が生い茂る眺めは美しく、鳥のさえずりは心地よく、亜熱帯林ならではの生態観察は興味深く。そして、山の木々が放つフィトンチッドは、ひと呼吸ごとに癒しと安らぎをもたらしてくれることでしょう。
快適さを追究した室内で、心からのリラックスを。
全243ある客室は、美しい山景を望む窓が自慢です。また、ゲストの快適な休息を願い、抗アレルギー素材の寝具を採用し、枕は好みのタイプから選べます。何より特別なのは、クリーンな空気と“米堤好水”と名付けられた湧き水。この土地だから実現した、ヘルシーな空間が広がっています。
キッズ仕様からバリアフリーまで、部屋タイプは多種多様。
さまざまなニーズに応えるべく、特別仕様の客室も一新。例えば「童趣親子房」は、家族揃ってのキャンプ気分が楽しめる仕様。カップル向けの「親密甜心仕女房」は、コスメやバスローブの用意のほか、低アルコール飲料つきのアフタヌーンティーのサービスが付属。ほかにも、高齢者や身体の不自由な方には、バリアフリー仕様の客室を、ペット同伴を望むゲストのための専用ルームを設置。食事に関しても、親子向け、油控えめのシニア向けなどの特別メニューを用意。皆が安心して滞在できるよう、さまざまな配慮がなされています。
おわりに
季節に合わせた優待キャンペーンも要チェック。例えば、春先にはホテル周辺に姿を見せる蛍の鑑賞イベント&特別宿泊プランがあり、今年も好評のうちに終了したばかり。これから登場するキャンペーンに期待するもよし、来春の蛍を楽しみに待つもよし。心身を癒す旅に出たくなったときは南投の「溪頭米堤大飯店」をぜひ思い出して。
◆溪頭米堤大飯店
住所:南投縣鹿谷鄉内湖村米堤街1號
電話: +886-49-261-2222、+886-49-261-2211