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モネもゴッホも驚いた!日本人なら知っておきたい「浮世絵師」7人




はじめに


江戸時代に一世を風靡(ふうび)した「浮世絵」。
「浮世」とは“今様”といった意味で、浮世絵師たちは常にトレンドを追い求め、版画や絵に描いてきました。
そんな浮世絵は、今や日本を代表するアートのひとつですが、作品と作者が一致しない方も多いのではないでしょうか……?
そこで今回は、日本を代表する浮世絵師7人と、その代表作を厳選してご紹介します♪
日本人なら知っておきたい「浮世絵師」① 大胆な構図!葛飾北斎

日本人なら知っておきたい「浮世絵師」① 大胆な構図!葛飾北斎


浮世絵師と聞いて、「葛飾北斎」(かつしかほくさい)の名を浮かべる方も多いですよね!
1760年に生まれ、江戸時代後期に活躍した人物です。

代表作はたくさんありますが、その中でも有名なのが『富嶽三十六景』(ふがくさんじゅうろっけい)!富士山をモチーフにしたシリーズ物です。
葛飾北斎の絵は、これまでの日本画にあまり見られなかった「遠近法」を用いているのが特長です。

その大胆な構図は、現代人が見ても先鋭的ですよね♪
そんな葛飾北斎の絵は、オランダの有名画家ゴッホら、世界的な芸術家たちにも影響を与えたといわれています。 日本人なら知っておきたい「浮世絵師」② 情感ゆたか!歌川広重

日本人なら知っておきたい「浮世絵師」② 情感ゆたか!歌川広重


歌川広重(うたがわひろしげ)は1797年生まれで、江戸時代末期に活躍した浮世絵師です。

宿場町を描いた『東海道五十三次』(とうかいどうごじゅうさんつぎ)が代表作です。
歌川広重が描く人物たちの表情は、やわらかくてコミカル♪
また反対に、表情を描かずとも、人々を風景に溶け込ませて、情感を表現することにも長けていました。

歌川広重が使うインディゴブルー(藍色)は世界的にも評価され、「ヒロシゲブルー」と呼ばれることもあります。

彼もまた、ゴッホやフランスの画家クロード・モネらに、影響を与えたといいます。

なお、浮世絵には流派があり、歌川派の「広重」の名は、代々世襲されています。 日本人なら知っておきたい「浮世絵師」③ 最初の浮世絵師!菱川師宣

日本人なら知っておきたい「浮世絵師」③ 最初の浮世絵師!菱川師宣


1618年生まれの菱川師宣(ひしかわもろのぶ)は、江戸時代初期に活躍した浮世絵師です。
浮世絵の先駆者であり、「最初の浮世絵師」とも呼ばれます。

日本の美人画を代表する、肉筆画『見返り美人図』で有名です。優美な曲線はもちろん、その仕草から“女性美”を体現しているのがわかりますね♡

菱川師宣の絵は、屏風に堂々描いた『歌舞伎図屏風』など、江戸初期の文化を残す資料としても貴重です。
江戸時代後期の浮世絵とは少しだけ趣向が異なる印象ですが、春画もばっちり描いています。 日本人なら知っておきたい「浮世絵師」④ ブームを呼ぶ!喜多川歌麿

日本人なら知っておきたい「浮世絵師」④ ブームを呼ぶ!喜多川歌麿


1753年生まれの喜多川歌麿(きたがわうたまろ)は、江戸時代中期頃から活躍した浮世絵師です。

『ポッピンを吹く女』が代表作のひとつ。喜多川歌麿は美人画の名手で有名です。
物憂げな表情が、江戸時代の男性のみならず、女性たちを熱狂させたことでしょう。

また、遊女などの半身像や胸像を描いた「大首絵」が人気を博しました。喜多川歌麿が描いた役者や人物は、たちまち名が知られ、喜多川歌麿はブームの一躍を担っていました。

しかし浮世絵は、その内容や表現の仕方によっては、いわゆる“検閲”がかかります。
喜多川歌麿もその一人で、幕府から処罰を受けたこともありましたが、彼の人気は揺るがなかったといいます。 日本人なら知っておきたい「浮世絵師」⑤ ミステリアスな奇才!東洲斎写楽

日本人なら知っておきたい「浮世絵師」⑤ ミステリアスな奇才!東洲斎写楽


東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)は、未だ彼が誰なのか明確な答えが出ていないという、ミステリアスな浮世絵師です♪
東洲斎写楽もまた、役者などの「大首絵」を描いたことで有名です。
彼は約10ヶ月という短い期間だけ活動し、そしてその後、忽然と姿を消すのです。

東洲斎写楽の役者絵は、当時はあまり評価されなかったといいます。
役者たちの表情や動作をリアルに描いた結果、当時の人たちにはかっこよく見えず、ウケが悪かったようです。

現代人の目から見れば、その芸術性の高さや構図に圧倒されますが、流行とアートが必ずしも共存するとは限らないことが伺えますね。
今では、他の浮世絵師とは一線を画する存在といわれています。 日本人なら知っておきたい「浮世絵師」⑥ 映像レベルの臨場感!歌川国芳

日本人なら知っておきたい「浮世絵師」⑥ 映像レベルの臨場感!歌川国芳


歌川国芳(うたがわくによし)は、1797年生まれの浮世絵師です。
②でご紹介した、歌川広重とは同年です。

中国の物語を題材にした『水滸伝』(すいこでん)で人気を博した他、役者絵、美人画、風景画や春画など、様々なジャンルを手がけましたが、中でも武者絵は秀逸です。
『水瓶砕名誉顕図』(みずがめをくだいてめいよをあらわすのず)は、3枚の絵をつなぎ合わすことで完成する、大胆な作品です。
武士たちの猛々しい戦闘模様が描かれており、その表現技法に目を見張ります。

当時、これほど浮世絵を“映像”として描けていた人物は、他にいないでしょう!

また歌川国芳は、無類の猫好きでした。シリアスな題材の絵にも猫を描いたりと、独特のセンスが光ります。

ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞


日本人なら知っておきたい「浮世絵師」⑦ 最後の浮世絵師!月岡芳年

日本人なら知っておきたい「浮世絵師」⑦ 最後の浮世絵師!月岡芳年


月岡芳年(つきおかよしとし)は、江戸時代末期から明治時代にかけて活躍した浮世絵師で、「最後の浮世絵師」といわれています。
⑥の歌川国芳に弟子入りしたこともあるんですよ。

明治新政府が発足した後の、内乱を描いた『佐賀の乱』や『西南戦争』といった合戦絵の他、歴史絵、美人画、役者絵、風俗画、古典画など様々なジャンルを手がけました。

ときには、おどろおどろしい無残絵を描くことでも有名で、「血まみれ芳年」と呼ばれることもあります。
また、『新形三十六怪撰』(しんけいさんじゅうろっかいせん)といった妖怪画の連作でも有名です。

特筆すべきは、その構図力でしょう!
抜群のセンスで、題材を一枚画におさめるその様は、チェコ出身の画家アルフォンス・ミュシャの和製版といっても大げさではありません☆
また、「月」を絵に盛り込むのも、彼の浮世絵の特徴です。

おわりに


以上、日本を代表する7人の浮世絵師を厳選してご紹介しました!
日本画、ことに浮世絵は、日本国内でも今、再評価を受けています。
海外が所蔵する作品もたくさん逆輸入して、今後も展示会が続々と開催されるでしょう♪
日本画は、私たちがよく読む「漫画」の原点とも思える、視覚的効果がたくさん見受けられます!
世界が認めたジャパニーズ・アートの起源を、あなたも目撃しませんか?♡




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