はじめに
県土の河川の割合が3.9%である、埼玉県に流れる「荒川」。
川の国埼玉として“かわガール”が結成されるなど、荒川の魅力が体験できるイベントも満載！
荒川の魅力と見どころをご紹介します♪
東京都＆埼玉県を流れる「荒川」の特徴
埼玉県から東京都を貫流し東京湾に注ぐ荒川。鴻巣市と吉見町の境の御成橋付近は日本最大の川幅は2537メートルものスケールを誇ります。
埼玉県の西部、荒川上流にある長瀞渓谷は、国指定の名勝で澄んだ荒川の美しい流れと渓谷の断崖の美しい景色を楽しむことができます。
荒川の中流部ではシーバス釣りのポイントとして人気で、多くの釣り人が訪れるポイントになっており、下流はサイクリングロードでリフレッシュする方も多く訪れるスポットです♪
埼玉県は県土で河川の占める割合が日本一の県で、川の国埼玉として平成25年（2013年）からかわガールを結成し、荒川の魅力や楽しみ方などを紹介する取り組みが行われています☆
東京都＆埼玉県を流れる「荒川」の歴史
荒川はとの川の名の通り、荒ぶる川として何度も洪水による氾濫を繰り返してきた歴史があります。
三大実録に天安2年（889年）に秋、武蔵国水勞という記載、鎌倉時代の我妻鏡には建仁元年（1201年）8月の暴風雨で4000人余りの方が漂没したと記されています。
後にも大洪水などが繰り返され、幾度となく水害が起こりました。
荒川という川名の由来はまさに、水害から名付けられたものなのですね。
東京都＆埼玉県を流れる「荒川」にまつわる逸話
東京23区のひとつ、荒川区と荒川にまつわる逸話をご紹介します。
荒川区内には荒川が流れていないのになぜ、荒川が区名なのかと疑問に思う方もいるのではないでしょうか？
現在、荒川区内に流れている川は隅田川ですが、かつては荒川の本流で、荒川と呼ばれていた川なんです！
明治から大正時代に町制が敷かれた時に、荒川にちなんで荒川区となりました。
明治に入り、水害から東京を守るため、人工河川である荒川放水路がひかれました。それが現在の荒川になります。
河川改修が終了した昭和40年、河川法の改正により荒川放水路を荒川本流とし、それまでの本流であった現在の川は岩渕水門から下流全域にかけて「隅田川」と呼ばれるようになります。
ついに、荒川区から荒川が消えたのです。
東京都＆埼玉県を流れる「荒川」の絶景ポイント
荒川の絶景ポイントのおすすめのひとつをご紹介します。
荒川の上流部にある長瀞渓谷は、日本屈指の観光地としてもしられるスポット☆
長瀞駅から数百メートル東に流れる荒川沿い、紅葉シーズンには鮮やかに彩られた葉のデコレーションが広がります♪
荒川を思うぞんぶん満喫できるライン下りの船からは、川面から絶景を楽しむことができますよ♪
長瀞町観光協会
東京都＆埼玉県を流れる「荒川」を訪れるおすすめの季節
荒川を訪れるおすすめなのが、「足立の花火大会」が開催される7月です。
約100年もの歴史を持つ花火大会で、荒川に約1万2000発もの花火が打ち上げられます。
荒川河川敷からゆったりと夏の訪れを満喫することができますよ♪
東京メトロ千代田線鉄橋から西新井橋間の荒川河川敷が開催場所となっています。
他にも8月熊谷花火大会、あげお花火大会、寄居玉淀水天宮祭花火大会、10月にこうのす花火大会など、他にもたくさんの花火大会が開催され夜空と荒川の水面が美しく彩られます！
足立の花火大会
東京都＆埼玉県を流れる「荒川」で楽しむアクティビティ
荒川を満喫するなら、初心者でも楽しめるアクティビティ体験をしてみませんか？
荒川流域では各所で、お子様から大人まで楽しめるアクティビティが充実しています。
ウェイクボードに話題のフライボード、ラフティングなど他にも体験できる種類が豊富！
荒川の魅力にはまってしまうこと間違いありません♪
東京都＆埼玉県を流れる「荒川」までのアクセス
荒川までのアクセスの参考に荒川上流、長瀞渓谷までのアクセス方法をご紹介します。
東京方面から・関越自動車道花園IC→国道140号線経由秩父・長瀞方面→長瀞駅
山梨方面から・国道140号線熊谷・寄居方面→親鼻橋→長瀞駅
長瀞渓谷ではライン下りやこたつ舟、キャンプなど絶景を思う存分満喫できます♪
駐車場もあるので安心ですよ☆
おわりに
いかがでしたか？荒川流域には絶景スポットや、リフレッシュできる体験など、ご家族揃って楽しむことができる魅力いっぱいの川です☆
ぜひ週末のお出かけに、東京都と埼玉県を流れる「荒川」へ足を運んでみませんか？
