starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

東京23区で唯一続く日本酒の酒蔵。「小山酒造」で蔵見学




はじめに


東京23区内に、造り酒屋があることをご存知でしたか?
酒造というと敷居が高い気がしますが、実は酒造見学などを通じて身近に日本酒のことを知ることができるんです。
今回は、創業1878(明治11)年、赤羽で現在もお酒を造っている小山酒造についてご紹介します。

東京23区唯一の造り酒屋「小山酒造」ってどんなところ?


小山酒造は、創業1878(明治11)年、東京23区に唯一残っている造り酒屋です。

小山酒造の創業者である小山新七氏は、現在の埼玉県に次男として誕生しました。
岩槻街道で家業の手伝いの酒運びをしていたところ、赤羽の岩淵で酒に適した湧水が発見されたことから、実家の株式会社小山本家酒造から独立する形で小山酒造株式会社を創業しました。 蔵見学で日本酒をもっと身近に!

蔵見学で日本酒をもっと身近に!


小山酒造の蔵見学は、酒造りの時季である9月上旬~5月上旬頃。

ガラス越しに酒造りをする職人さんたちの姿を見ることができますが、スケジュールによっては見られない日もありますので、予約の際に確認しておくといいでしょう。

予約は5人以上から可能なので、日本酒好きの友達や家族などと一緒に行くのがおすすめです。

酒造工程を見学する他にも、酒造りの行程解説やビデオ上映、日本酒の試飲もでき、小山酒造の看板商品である丸眞正宗(まるしんまさむね)の良さをより深く知ることができます。

時間は、11:00~と14:00~の2部制になっていますので好きな時間を選ぶことができますよ。

◆小山酒造
住所:東京都北区岩淵町26-10
電話番号:03-3902-3451
営業時間:8:30~17:30
定休日:土日祝

小山酒造


代表銘柄「丸眞正宗 純米吟醸」の魅力


小山酒造の代表銘柄「丸眞正宗」。

「丸眞正宗 純米吟醸」に使用される水は、小山酒造のある北区赤羽から出る湧水で、日本酒の仕込みに適した中硬水です。

キレのある端麗辛口に近いものがあるので、飲んだ後のキレ味がクセになります。お米本来の味わいを大切にしたすっきりとした口当たりは、食事との相性抜群。冷はもちろんのこと常温や熱燗でも美味しいお酒です。

40年ぶりに復刻!「東京盛」


「東京盛(とうきょうざかり)」は、大正時代に発売され、1970年代に製造が中止となった日本酒です。

その「東京盛」が、2016年の春に復刻しました。
東京五輪・パラリンピックの盛り上がりも念頭に置いているそう。

美しい黄金色の純米大吟醸。熟成された芳醇な香りが特徴的で、お米本来の旨味を感じられるお酒です。

予約販売となっており、残念ながら今年の分の東京盛は完売していますが、次の販売が2017年の春に予定されているので要チェックですよ。

おわりに


東京の湧水を使用して作り続けられてきた「丸眞正宗」に、40年ぶりに復刻した「東京盛」。
昔もいまも、東京都民から愛されている日本酒を作り続ける小山酒造の、こだわりや歴史を感じる蔵見学にぜひ参加してみませんか?
きっと、日本酒の良さを再認識することができますよ。
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.