ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 垂直統合航空宇宙企業のヴァージン・ギャラクティック(VG)と公開投資会社のソーシャル・キャピタル・ヘドソフィア(SCH)は本日、以前発表した企業統合が完了したことを発表しました。統合後の会社はヴァージン・ギャラクティック・ホールディングス(VGH)と呼ばれ、その普通株式、ユニット、ワラントは、2019年10月28日にニューヨーク証券取引所でそれぞれ新たなティッカーシンボルの「SPCE」、「SPCE.U」、「SPCE WS」での取引が始まる予定です。当社はカリフォルニア州モハベで航空宇宙開発子会社のザ・スペースシップ・カンパニーを通じて宇宙飛行機体を製造し、商業業務はニューメキシコ州のスペースポート・アメリカに置かれます。
VGはすでに60カ国の600人以上の顧客から予約を受けており、これは預託金総額で約8000万ドル、予定売上高で1億2000万ドル以上に相当します。この合併の完了と公開会社としての取引は、成功した商業サービス事業の構築と将来のための適切な投資に向けた道のりの次の大きな成果です。
ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングス最高経営責任者(CEO)のGeorge Whitesidesは、このように述べています:
「本日は、有人宇宙飛行産業の新たな時代の始まりの日です。VGは、商業宇宙飛行機で試験飛行の乗員を初めて宇宙に送ったことなど、すでに宇宙での重要な先駆的成果をいくつか達成しており、本日の発表もその1つにほかなりません。VGが公開企業になったことで、市場を真の意味で変革すべく活動している有人宇宙飛行企業に誰もが投資できるようになりました。商業宇宙産業の盛り上がりに参加することが可能です。これまでに多くの預託金がお客さまから寄せられたことや集まっている関心の高さを誇りに思います。私たちのお客さまである素晴らしい宇宙旅行者のために宇宙飛行の夢を実現することを楽しみにしています。」
SCHの創立者で最高経営責任者(CEO)のChamath Palihapitiyaは、このように語っています:
「創業以来、SCHは技術者、起業家、テクノロジー指向の投資家を共通のビジョンを核としてまとめてきました。かつて試みであったものが、今では完成されたミッションとして成果を上げています。現在の記念すべき成果を達成できたことは喜ばしいことであり、商業宇宙産業を変革するために同社との協力を継続できることが楽しみです。」
ヴァージン・ギャラクティック創立者のサー・リチャード・ブランソンは、このように語っています:
「仲間の投資家の皆さま、VGとザ・スペースシップ・カンパニーの従業員、ビジネス・パートナー、お客さまに対して、私たちの素晴らしい会社に関わりを持っていただけたことに関してお礼申し上げます。皆さまのおかげで、本日素晴らしい発表をすることができました。独自の宇宙飛行システム、スペースポート・アメリカでの特別な空域利用、世界的に認められたブランド、幅広い投資家の関心により、VGは、急成長する数十億ドル規模の商業宇宙市場を活用して最終的に数千人もの新たな宇宙旅行者が宇宙に飛び立てるようにすることができる理想的立場にあると考えています。本日当社は1つのミッションを達成しました。そして、ますます多くの未来の宇宙旅行者を宇宙に送り出すにつれて、私たちは未来を楽しみにしていきます。」
取引の詳細
この取引の結果、ヴァージン・ギャラクティックは一次受取金として4億5000万ドル以上を受領し、10月25日金曜日の市場終了時において、当社の時価総額は23億ドルとなっています。既存のヴァージン・ギャラクティック株主の持ち分は、今後は約59%になります。新会社の取締役会は、会長のChamath Palihapitiya、SCHの取締役であったAdam BainとJames Ryansのほか、Wanda Austin、Craig Kreeger、George Mattson、Evan Lovell、George Whitesidesで構成されます。
ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングスについて
ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングスは、民間の個人や研究者のために有人宇宙飛行を先駆的に手がける垂直統合航空宇宙企業です。当社は、宇宙の商業利用が私たちの時代で最も期待の持てる重要な技術イニシアチブの1つであると考えています。当社は、この商業開拓の道のりを歩み、反復的・安定的に負担可能な費用で人間を宇宙に送り出して安全に地球に戻すことをミッションとしています。独自の再使用可能技術を持ち、卓越したバージン・ブランドの顧客体験に裏付けられている当社は、お客さまに複数日にわたる独自の体験を提供できる宇宙飛行システムを開発しており、お客さまの最高の体験となる宇宙飛行には数分間にわたる無重力体験と宇宙から見た地球の景観が含まれます。開発は最終段階に入っており、宇宙への有人飛行は複数回にわたって既に成功しており、最初の商業飛行は2020年になると予想しています。
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