パリ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 初の機内免税製品マーケットプレイスを創出したフランスの新興企業エアフリーが、初回ラウンドのエンジェル投資企業、資生堂、アクセラレーターのスターバーストから、計230万ユーロの支援を受けました。エアフリーは、シンガポール航空のKrislabプログラムと提携して、技術的な概念実証の検証を実施することで、複数の航空会社への当社ソリューションの販売に向けて、新たな前進を達成したばかりです。
エアフリーは、デジタル技術によって機内での製品販売の体験を大幅に変革するe/mコマースプラットフォームを開発しました。世界的なサービスとなる本プラットフォームは、空港の製品とサービスを飛行中の機内で提供できるようにすることで、空港の免税小売業者の売り上げを伸ばし、エンドツーエンドソリューションによって衛星接続関連経費を削減して航空会社の収益を増やします。乗客にとってはユーザー体験が簡素化・最適化されます。
航空会社にとって、airfreeは一体型ソリューション(ホワイトレーベル)として、これにより各社の接続装備への投資が収益性のあるものとなり、乗客に対してはプレミアムサービスを提供できます。デジタルカタログは1万レファレンス以上に上ります。
免税小売業者は、販売時間を拡張(フライトの全期間)して、対象設定がなされてふさわしい客層から追加の収益を得ます。
乗客は、フライト時間中にプレミアム体験を楽しみ、移動中や到着空港で、クリック&コレクトモデルにより、免税店の提供製品すべてにアクセスすることができます。
エアフリーの共同設立者で最高経営責任者(CEO)のEtienne
de
Verdelhanは、次のように述べています。「今回の資金調達は当社の開発における新たな前進となります。私たちは実際条件での試験運用を進め、2019年末に向けて上市を加速化させる計画です。トラベルリテールの革新における重要企業である資生堂、2018年末からアクセラレーションプログラムに当社を歓迎いただいたスターバースト、そして2017年からの信頼を今回新たにしていただいたエンジェル投資企業を誇りに思います。」
上市に向けて
2019年前半にエアフリーはシンガポール航空のアクセラレータープログラムへの参加企業に選定されました。選抜企業が参加する本プログラム(新興企業5社のみ選定)はシンガポール航空の業務をデジタル化する新ソリューションに打ち込むことが目的です。エアフリーはインフライト・コネクティビティー・サプライヤーと提携して、技術試験(POC)を実施し、airfreeプラットフォームの衛星帯域幅の利用が従来のeコマースウェブサイトと比べて平均50分の1少ないことを明らかにしました。この性能は離陸前にデータをダウンロードして、従って搭乗中(チェックアウトプロセス中)のオンライン接続の利用を制限することで実現しています。航空会社にとっては帯域幅経費の抑制を意味し、乗客にとっては質の高い接続と迅速なブラウジングというプレミアム体験ができることを意味します。
「空のマーケットプレイス」のairfreeについて:
エアフリーは2016年に、免税取引、技術、デジタルコマースおよびeコマースがそれぞれ専門の共同設立者3人によって創業しました。当社のチームは現在、開発チームを含め、約10人で構成されています。当社の目標は、世界有数の航空会社向けマーケットプレイスになることです。www.airfree.aero
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