東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
8月1日、「オークウッドホテル&アパートメンツ新大阪」が開業しました。本案件はパシフィカ・キャピタルとPAGが手掛けたホテル開発案件となります。客室数185室のオークウッドホテル&アパートメンツ新大阪には、従来型のホテル客室59室に加え、中長期滞在やファミリーのお客様向けに、キッチンやランドリー設備を備えたスタジオタイプの客室126室があります。
パシフィカ・キャピタルは、本案件において、コンバージョン用のホテルに適する大規模オフィスビルの発掘から、オペレーターの選定、施工のマネジメント、またエクイティ投資家であるPAGと共同してホテル運営契約にかかるオペレーターとの交渉、設計・デザインの協議・確定まで多岐にわたり携わってきました。
PAGは本案件において、投資スキームの組立や融資の調達などをおこないました。
パシフィカ・キャピタルは開業後もアセットマネージャーとして、PAGやオペレーターであるオークウッド社と協働し、収益の向上並びに魅力あるホテルづくりを目指していく予定です。
パシフィカ・キャピタルの代表取締役セス・サルキンは、次のように述べています。
「昨年11月に開業したモクシー東京錦糸町も、本案件と同様、オフィスビルからホテルへのコンバージョン型開発の案件です。オークウッドホテル&アパートメンツ新大阪の開業に伴い、国際ブランド宿泊特化型ホテルのデベロッパーとしての弊社の基盤が、より確固たるものになったと確信しています。」
パシフィカ・キャピタルは、今後は、コンバージョンや既存ホテルの改修に加え、新規ホテル開発案件を手掛けていきます。中長期的な事業展開について、サルキンは次のように語っています。「外国からの観光客数は順調に増加傾向にあるものの、国内系ビジネスホテルの供給も非常に増えています。我々の戦略としては、海外のホテル企業とのタイアップを強化し、競合他社との差別化が図れ、且つその立地に適したブランドを選定し、積極的に展開していく予定です。パシフィカは、海外ブランドの運営委託契約型のホテルのマネジメントも行いますが、一方でフランチャイジーの受け皿となる新たな会社も既に設立しており、案件ごとに適した形態で、投資家の利益を図るべくマネジメント業務を行っていく予定です。」
PAGリアルエステートの代表取締役フィ・リーは次のように述べています。「オークウッドホテル&アパートメンツ新大阪という案件においてパシフィカ社とパートナーになれたことは喜ばしいことです。日本の主要不動産投資家の一社である弊社は、独創的な投資機会を発掘し、パートナー企業と強固な関係を築いてきました。パシフィカ社のデベロッパーやアセットマネージャーとしての豊富な経験と、弊社の不動産投資、融資調達、投資スキーム組立等における知見との組み合わせは本案件に最適だと確信しています。」
【株式会社パシフィカ・キャピタル】
1995年前身のパシフィカ・コーポレーションとして設立以来、パシフィカ・キャピタルは、東京並びに主要国内都市で商業系物件等の投資・開発・運営やソーラー事業開発・運営に携わってまいりました。今後は外資系ホテルの開発を中心に事業展開を進めてまいります。
【PAGリアルエステート】
PAGリアルエステートは、200億ドル以上の資産運用をおこなうアジア最大級の独立系オルタナティブ投資会社の一社であるPAGの不動産部門です。以前はセキュアード・キャピタルとして知られていたPAGリアルエステートは日本、中国、その他のアジア市場を投資対象としたオポチュニティファンドやコアプラスファンドを運用しています。1997年以来PAGリアルエステートは270億ドル以上、6,800を超える物件に投資をおこなっています。
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