株式会社 S&G Corporation は、中小宿泊事業者向けの宿泊管理を支援する宿泊予約管理プラットフォーム「ONDA wave(オンダウェーブ)」の提供を開始するとともに、年内無料で利用できるようにすると発表しました。
ONDA wave は、PMS(予約管理システム)とチャネルマネージャーの機能が一体となった、中小ホテルや民泊向けの宿泊予約管理プラットフォームです。
複数の連動システムを使用する必要なく、予約管理、売上管理、顧客管理、空室・料金管理などの管理機能がオールインワンで利用でき、ONDA wave のみで宿泊管理ができるのが特徴です。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛や移動制限等により厳しい状態にある宿泊事業者の支援を目的として、「ONDA wave」は 2020 年 12 月 31 日まで無料で提供するといいます。
今回は「年間無料」で利用できる日本初上陸の宿泊予約管理プラットフォーム「ONDA wave」を徹底解説していきます。
ONDA wave の 5 つの機能とサービス
「ONDA wave」は、ホテル、ゲストハウス、民泊、カプセルホテルなどの中小規模の宿泊施設事業者向けに、5 つのサービスを提供しています。
具体的には、PMS(予約管理システム)とチャネルマネージャー、総合販売代行の Distributor※1、自社予約エンジンの Booking Engine※1、端末機不要の決済システム ONDA Pay※1、セルフチェックインシステム※2です。
※1 2020 年秋リリース予定 ※2 2020 年内リリース予定
PMSでは、シンプルでわかりやすい画面で予約状況や在庫管理、部屋割りなどの機能を利用できます。毎日の売上や客室稼働率、ゲストの流入状況などが一目でわかる強力なレポート機能も利用できるのが特徴です。
チャネルマネージャーでは、料金や在庫をリアルタイムに同期。ブッキングドットコムやエクスペディア、Agoda、Ctrip、そして民泊仲介サイトの Airbnb などと連携しており、世界中の旅行者を迎え入れることができます。
Distributor(総合販売代行)では、宿泊施設の写真と情報を登録すると国内外の 25 チャンネル以上とリアルタイムで連動し在庫・空室の販売をすることができ、国内宿泊客や訪日客を獲得できる機能です。
Booking Engine は、予約機能付きの自社サイトを作成できる機能。決済システムの ONDA Pay では、クレジットによる事前決済サービスで、無断キャンセルを防止することができます。
さらに、IoTサービスの「Staybinder(ステイバインダー)」と連動することで、 セルフチェックインから施設管理の無人化、オートメーション化を実現することができます。
[1] 部屋割り、ベッド割りに対応したPMS
「ONDA wave」の PMS では、予約状況やお問い合わせ、宿泊者情報、決済情報、料金・在庫が一括で管理ができ、見やすいインターフェイスですぐに確認できます。
部屋単位、ベット単位での管理もでき手動での客室割り当て以外にも、自動での客室割り当てもできます。部屋割りの変更もドラッグ&ドロップででき、誰でも簡単に操作できるのも特徴です。
当日の予約状況やチェックイン状況なども一目で把握することができ、スタッフボード機能を利用すると、宿泊客に関するメモなどを次の担当者に引き継ぐこともできます。
PMS では予約状況や在庫管理などを行うだけではなく、レポートも充実しているのが特徴です。毎日の売上や客室稼働率、客室ごとの稼働状況、支払い方法、宿泊客の流入チャネルなどを一目で把握できます。
[2] Airbnb、Booking.comなどと同期可能なチャネルマネージャー
「ONDA wave」のチャネルマネージャー機能により、ダブルブッキングを防止しながら Airbnb や Booking.com など世界の大手オンライン予約サイトとリアルタイムに在庫と料金、予約を同期できます。
ONDA wave は、Airbnb、Booking.com 以外にも Expedia、Agoda、Ctripと連携し、手間をかけず自社施設の露出を増やすことができます。
また、同期できるチェンネル数は今後も増えるとともに、進化したチャネルマネージャーとしてコンテンツ、プロモーション、口コミ、 ゲストとのコミュニケーションなど全般をコンロールできる機能のリリースも予定されています。
[3] 総合販売代行機能 Distributor
総合販売代行機能の Distributor では、宿泊施設の写真と情報を登録すると国内外の 50 チャンネル以上とリアルタイムで連動し在庫・空室の販売をすることができ、国内宿泊客やインバウンドの訪日客を獲得できます。
チャネルマネージャー機能では、Airbnb や Booking.com などの海外OTAに部屋を連動させて、宿泊施設が直接利用者に客室を販売しますが、Distributor では、宿泊施設に代わり ONDA wave が代行して客室の販売を行うサービスです。
利用規約に同意するだけで 50 以上の販売チャネルを選択することができ、チャンネルに関係なく、単一の手数料 15% で利用することができます。
[4] 予約機能付きの自社ホームページ作成 Booking Engine
Booking Engine では、宿泊予約機能付の自社ホームページを宿泊施設の写真や関連情報を登録 することで自動的に作成することができるサービスです。
OTA は予約毎に手数料が発生することから、自社ホームページを強化する機運が高まっていますが、ONDA wave の Booking Engine なら数クリックでオリジナルな自社ホームページを簡単に作ることができます。
ONDA Pay と同時に利用することで、国内 12 のカード会社とVISA、MasterCard、Dinersなど海外のクレジットカードまで自社ホームページから決済が可能となります。
[5] 事前支払いで無断キャンセルを防止! ONDA Pay
ホテルに宿泊予約を入れたものの、当日になっても現れず無断でキャンセルに悩まされている方も少なくないのではないでしょうか?
ONDA Pay なら、インターネット上でクレジットカード決済ができ、事前に支払いを済ませることができるため、無断キャンセルの防止に役立てることができます。
また、グローバルの決済セキュリティ標準である PCI/DSS を 2019 年 6 月に認証しており、より安全に安心して決済することができます。
※PCI/DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)とは、クレジットカード会員のカード情報や取引情報等の情報を安全に確保することを目的に策定されたクレジットカード事業者およびその加盟店向けのグローバルなセキュリティ基準です。
セルフチェックインシステム「Staybinder」と連携も
さらに、「ONDA wave」を IoT サービスの「Staybinder(ステイバインダー)」と連動することで施設運営をオートメーション化し、効率化を図れるのも強みです。
Staybinder と連動することで、「部屋割り⇒予約コードの送信⇒セルフチェックイン⇒部屋のパスワードを発行⇒宿泊」という一連の流れをオートメーション化することができ、非対面での対応が可能になります。
Staybinder は、スマートロックや防犯カメラ、電子機器、家電などをリモートでコンロールや監視ができる IoT サービスです。Staybinder との連動により、施設管理の無人化・オートメーション化を実現することができ、新型コロナの予防対策にも活用することができます。
今なら、利用料金無料キャンペーン実施中!
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛や移動制限等により厳しい状態にある宿泊事業者の支援を目的として、「ONDA wave」は 2020 年 12 月 31 日まで無料※で提供しています。
ONDA wave で提供している予約管理、売上管理、顧客管理、空室・料金管理などの管理機能がオールインワンで年内であれば誰でも無料で利用できます。
無料アカウントを作成することですぐにアカウントの作成ができます。下記リンクよりオンラインで無料アカウント登録をすることでご利用いただけます。
※ Distributor 及び ONDA Pay については手数料がかかります。