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Expedia傘下のHomeAway、予約前にホテル客室を確認できる360度バーチャルツアーの運用をバリでローンチ




Expedia傘下のHomeAway、予約前にホテル客室を確認できる360度バーチャルツアーの運用をバリでローンチ

オンライン旅行サイト大手のExpedia GroupのバケーションレンタルサイトHomeAway(ホームアウェイ)は、宿泊予約を行う前にホテル客室内を360度確認できるバーチャルツアーの運用をバリでスタートしたことを明らかにした。


バーチャルツアーとは、宿泊先のリスティングを探している旅行者が実際にその場にいるような体験をしながら客室内を探すことができるサービス。バーチャルツアーを利用することで旅行者は、実際にその場にいなくても360度見渡しながら臨場感のある体験ができる。


ビデオツアーとは異なり、旅行者は自由に客室内を体験可能で、見たい場所を自由に選択しながら客室内を行き来することができるのが特徴だ。デスクトップはもちろん、アプリやモバイルブラウザでも利用できる。


宿泊施設のオーナーやホテルオペレーターは、バーチャルツアーを提供することにより、運営するリスティングを360度のウォークスルーで旅行者と共有することが可能。旅行者は、バーチャルツアーにより客室内をより詳細に理解した上で予約できるため、予約コンバージョン率の向上に役立てることができる。


また、HomeAwayのバーチャルツアーは、VRコンテンツ配信サービスのInsideMapsやTruPlaceのようなプロフェッショナルが撮影したプロの映像まで、さまざまな種類のVRコンテンツとの互換性を持つ。HomeAwayバーチャルツアーに対するアプローチは民泊・バケーションレンタル業界ではユニークな取り組みだ。


HomeAwayは、2018年11月からアメリカに所在するリスティング限定でバーチャルツアーの提供を行ってきたが、アジア太平洋地域において初めてバリにてバーチャルツアーの運用を開始する。


HomeAwayアジア地域責任者のJudith Davidson氏は、バーチャルツアーについて「旅行者の旅と体験を一変されるもの」だとし、「バーチャルツアーのような新しい取り組みを通じて世界中のユーザーにより大きな価値を提供しうる」と述べた。


HomeAway バーチャルツアー より


 


VRの導入で、自社ホテルサイトのページビューが50%増も


HomeAwayは、VRを自社で提供する宿泊予約プラットフォームに導入するが、海外では自社で運営する予約サイトにVRコンテンツを導入する動きも起き始めている。


ヨーロッパを中心に120ホテルを展開し、総客室数15,500を有するホテルグループとして知られるGCHホテルグループは、全ホテルの3分の1以上で、ホテル客室を360度自由に確認できるVRサービスを提供。


同社ではスタンダードルームやスーペリアルームなど客室タイプ別に360度自由に見渡せるVRコンテンツを提供。ホテルエントランスやバー、レストラン、イベントスペースなども360度自由な角度から確認できるようにしている。


VRコンテンツのソリューションプロバイダーVDroomによると、VRを導入するホテルは、一般的な画像を表示するホテルよりも最大で50%増のページビューを獲得。さらに、ユーザーがスタンダードルームを予約した直後に、より高単価な客室へのアップグレードを促進できた事例もあったという。


ホテル業界にVRコンテンツが浸透する未来も近いかもしれない。


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