「WILD-1店長直伝!」シリーズ、今回は「ダッチオーブン」選びについてです!
お馴染み“WILD-1デックス東京ビーチ店”店長の森田さんにオススメの「ダッチオーブン」について伺いました!!今回も初心者にとってかなりタメになる情報をゲットしましたよ!!
「ダッチオーブンは煮込み料理や蒸し料理はもちろん、ふたの上に炭を乗せてオーブン料理も作ることができます。パンやピザを焼いたり、ローストチキンも作ることができますよ。」
-便利ですね~!ダッチオーブンの人気の秘訣は普通の鍋やフライパンより“調理時間が早い”ことなんですか?
「熱伝導は普通の鉄製やアルミ製のフライパンの方が良いかもしれません。ダッチオーブンは高い蓄熱性でむしろゆっくりと食材の旨みを引き出していきます。」
-なるほど!でも買うとなると迷っちゃうんですよね(笑)。持ち運びとか重そうだし…
「おっしゃる通り、デメリットの一つが“重さ”ですよね。確かに取り扱いの部分でも鉄製のダッチオーブンはなるべく洗剤を使わないようにするなど、お手入れにも気を使いますね。ただその分、普通の鍋やフライパンでは作ることのできないオーブン料理が美味しく作れますよ。」
-ダッチオーブンの中にも素材が色々あるんですよね?
「一般的なダッチオーブンは鉄を型に流し込んで作られている「鋳物(いもの)」ですがその他にも様々な素材があります。例えば鋳物のデメリットである錆びやすさやお手入れの手間を改善したのが「UNIFLAME(ユニフレーム)」の「黒皮鉄板製」や「SOTO(ソト)」の「ステンレス製」です。」
UNIFRAME
ダッチオーブン10インチ ハーフ / 9,260(税別)
ダッチオーブンスーパーディープ 12インチ / 15,649円(税別)
「ダッチオーブンの元祖といわれる「LODGE(ロッジ)」や「Coleman(コールマン)」は「鋳物(いもの)製」です。落としてしまったら割れやすいこと、錆びがまわりやすいこと、また、熱い状態で水などをかけてしまうとクラック(ひび割れ)が入ってしまうことなどがあるのでデリケートな道具ではありますね。ただ、使い込むごとに愛着の湧く”味わいのある道具”に育っていくのが魅力ですね。どの素材が最も良いかということではなく、使う人が何を重視するかということだと思います。ちょうど高性能のハイブリッドカーが好きか、味わいのあるクラシックカーが好きかみたいな感じでしょうか。」
-なるほど!わかりやすい(笑)
coleman
ダッチオーブンSF 10インチ / 8,180円(税別)
ダッチオーブンSF 12インチ / 10,000円(税別)
「あとは、下から炭を滑り込ませる為の「脚」が付いているものと付いていないものがあります。脚が無いダッチオーブンは炭を使う際には別売りのスタンドなどを用意する必要がありますが、ご家庭でも使いやすいというメリットがあります。」
-ダッチオーブンはキャンプのイメージが強いですが家庭でも使えるんですね!
「もちろん使えますよ。IHでも使用可能です。あとは「スキレット」は普通にご家庭で使われることが増えてきましたね。ダッチオーブンと同じ要領で作ったフライパンなんですが、蓄熱性が高くてハンバーグやステーキが美味しく焼けたりするので人気です。「スキレット」関係の本もたくさん出ているので参考にすると良いと思います。」
LODGE CAST IRON / 3,780円(税別)
住所:東京都港区台場1-6-1デックス東京ビーチ・アイランドモール5階
TEL:03-3599-5311
営業時間:11~21時 年中無休
WEB SITE: http://www.wild1.co.jp/index.jsp
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○『WILD-1コラボVol.3 今すぐ役立つ冬のアウトドア用ウエアの選び方編』
○『WILD-1コラボVol.2 今すぐ役立つトレッキングザックの選び方』
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