![Jamco ‘ICE Rear Galley’ A350 XWB option_](http://livedoor.blogimg.jp/pj_tgoto-kaigai/imgs/d/c/dc557938-s.jpg)
エアバスは、現地時間6月17日、ジャムコとA350XWB向けに新型ギャレー(調理室)と化粧室を開発、製造、供給、サポートする契約を締結したことを発表した。ジャムコは機内装備品サプライヤーの「ティア1」として、エアバスのリスク・シェアリング・パートナーとなった。
新型ギャレーは最大16台のカートを収納し、客室後部に装備。2つの化粧室を設置することができる。2018年から製造メーカーによる装備品(SFE)として航空会社に提供が可能になる。
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この新しいギャレーと化粧室モジュールは「ICE Rear Galley」(ICE/Increased Cabin Efficiencyは客室の効率性向上の意味)と呼ばれており、機内装備品の個別の製品を合わせてパッケージとして提供するというエアバスのコンセプトを具体化させたものとなっている。これにより、シートピッチを変えずに、座席6席を多く設置することができ、コストを削減することができる。
ジャムコ代表取締役社長の鈴木善久氏は、「このたびジャムコが最新のA350XWBの後部ギャレーと化粧室モジュールのサプライヤに選定されたことを光栄に思います。エアバスの機内装備品のSFEサプライヤの主要な1社になったことは、歴史的な出来事です。このプロジェクトは、エアバスとジャムコにとって将来に向けそのパートナーシップを発展させる良い機会になるでしょう。」とコメントした。