西武ホールディングスの連結子会社であるマウナケアリゾートサービスは、現地時間8月11日付で、「ハプナビーチプリンスホテル」のうち別館と別棟スイート・スイート・ハプナヴィラを不動産投資会社のウエストポイントインヴェストメントコーポレーションとパートナーシップを組む、不動産投資会社のアンジェロゴードンに売却した。
マウナケアリゾートサービスは売却して得られる資金を活用し、本館や併設するハプナゴルフコース、フィットネス関連設備、パブリックスペースなどへ投資することでバリューアップを図る。アンジェロゴードン社は取得した建物をコンドミニアムとして転用する計画で、着手するまではプリンスリゾーツハワイインクが運営を継続する。
西武ホールディングスはオアフ島とハワイ島でホテルやゴルフ場を所有・運営している。中期経営計画ではハワイ事業をグループのブランドリーダーと位置付け、従来の戦略に加え、不動産事業の再開と戦略的設備投資による業績の改善目指している。