JR東日本グループの総合車両製作所(J-TREC)が車両を供給し、東芝、丸紅とともに設立したJapan Transportation Technologyを通じて鉄道メンテナンス事業に参画した、タイ・バンコクのチャローン・ラチャタム線(パープルライン)が、きょう8月6日に開業した。
パープルラインは、バンパイ運河〜タオプーン駅間を結ぶ約21キロの路線。タオプーン駅ではブルーラインに接続する計画。J-TRECが製造した「sustina」21編成62両の鉄道車両が運行を開始する。
バンコクの都市交通に日本製の鉄道車両が初めて採用されたほか、日本の鉄道事業者を含む企業連合が海外での鉄道メンテナンス事業に参画する初めてのケースとなる。