マレーシア民間航空局、ラヤニエアの航空運送事業の経営許可を取り消し わずか4ヶ月で運行終了

マレーシア・クアラルンプールを拠点に2015年12月20日より運航を開始し、4月11日から一時的に運航を停止していたイスラム教の決まりに準拠した格安航空会社（LCC）のRayani Air（ラヤニエア）の航空運送事業の経営許可（AOC）が、マレーシアの民間航空局（DCA）によって取り消された。

民間航空局はパイロットのストライキや安全性に対する監査を行うとして、4月11日から暫定的にAOCが取り消されていた。

ラヤニエアは、クアラルンプールとコタバル、ランカウイの2都市を結ぶ国内線2路線から運航を開始。コタキナバルとクチンへの路線を拡大し、インドネシアやフィリピンへの就航も計画していた。機材はボーイング737−400型機を使用。機内では完全なハラールミールのみ提供し、飲酒は禁止される。受託手荷物は20キロまたは40キロまで無料だった。

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