国土交通省は、外国語で情報を入手できるバス会社や、外国語で予約や決済が可能な高速バス会社を集めたリンク集を、2016年度の早い時期に構築すると発表した。
国内観光の振興・国際観光の拡大に向けた高速バス・LCC等の利用促進協議会がまとめた「国内観光の振興・国際観光の拡大に向けた高速バス・LCC等の利用促進に関する当面の取組方針」で明らかにしたもので、アメリカではグレイハウンド、ヨーロッパではユーロラインズなどの大手長距離バス会社や連合体が存在するため、外国人観光客が長距離バスの情報を入手することが容易である一方で、日本では多くの事業者が参入しており、各社が外国人観光客向けに高速バス情報を集約しようとする取り組みが進められている一方で、基本的な情報がわかりづらくなっているとしている。
協議会では、2015年12月15日から、高速バスや格安航空会社(LCC)の利用・普及促進に向けた取り組みについて検討してきた。