
外務省は、中東各国の危険情報レベルを引き下げもしくは解除した。
アラブ首長国連邦(UAE)とカタール、オマーンに発出していたレベル1(注意喚起)を解除した。
また、イスラエルの一部地域ではレベル3(渡航中止勧告)からレベル2(不要不急の渡航中止)、イランはパキスタンとイラク、アフガニスタン国境地域を除きレベル4(退避勧告)からレベル3にそれぞれ引き下げた。
6月22日に米軍がイランの核施設を攻撃し、その後にイランがカタールの米軍基地を報復攻撃したものの、都市部から離れた基地のみを標的とし、事前通知するなど限定的な攻撃にとどまったほか、イスラエルとイラン間の停戦合意により事態の沈静化がみられていることを理由としている。