エア・インディア、犠牲者遺族に遺体引き渡しへ グループで支援金1,250万ルピー

エア・インディアは、墜落したAI171便の乗員乗客の遺族に遺体の引き渡しを開始する。

6月12日、アーメダバード発ロンドン/ガトウィック行きのエア・インディアAI171便（ボーイング787-8型機、機体記号：VT-ANB）が、現地時刻午後1時38分に離陸し、直後に墜落した。乗員乗客242名のうち、乗客1名を除く全員が死亡した。犠牲者の大半がインドとイギリス人だった。

乗員乗客の家族400名以上が、アーメダバードに到着した。タタ・グループの企業とも連携し、犠牲者の遺族をサポートする。すでに、アーメダバードとムンバイ、デリー、ロンドン/ガトウィックの各空港に親族や友人を支援する施設を設置し、渡航を支援している。タタ・グループは1,000万ルピー、エア・インディアは250万ルピーの支援金を支払う意向を示している。外務・英連邦・開発省も空港近くのホテルに支援施設を設けた。

インド航空総局（DGCA）は、保有するボーイング787型機の機体点検を指示しており、すでに24機中9機で完了している。

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