
成田国際空港は、B滑走路の延伸とC滑走路の新設工事に本格着工する。
用地の83%を確保し、本格工事の準備が整ったことから、5月に本格工事に着手する。成田国際空港の田村明比古社長が中野洋昌国交相と面会し、報告した。
B滑走路を全長2,500メートルから3,500メートルに延伸するほか、全長3,500メートルのC滑走路を新設する。これにより年間発着容量は現状の30万回から50万回に拡大する。2029年3月31日の供用開始を目指す。
中野国交相は、今年度末を目標に必要な用地確保などを加速化することや、航空局と連携した体制構築、周辺自治体の協力を得て用地確保の具体的対策を検討し、実行に移す場を早急に設置することを指示した。