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ルフトハンザグループ、ITAエアウェイズの株式取得を完了


ルフトハンザグループは、ITAエアウェイズの株式41%を取得しました。この取引は、イタリア経済財政省との合意を経て、欧州委員会などの承認を受けて実現しました。ルフトハンザはこれにより、特にローマとミラノを拠点にすることでイタリア市場での影響力を強化します。ITAはスカイチームを脱退し、スターアライアンスに参加する計画です。さらに、ルフトハンザグループのMiles&Moreプログラムとの連携強化も図ります。ITAエアウェイズは現在、エアバス機を中心に99機を保有し、世界70都市に運航しています。2024年には利用者数が1,800万人に達する見込みです。

ルフトハンザグループは、ITAエアウェイズの株式の41%を取得した。

イタリア経済財政省は2023年5月、ルフトハンザグループがITAエアウェイズの株式を取得することに合意。欧州委員会(EC)などの当局の承認を経て、取得に至った。残る59%の株式はイタリア経済財政省が引き続き保有する。3億2,500万ユーロの増資も引き受けた。

イタリアはグループの航空会社の本拠地を除くと、アメリカに次いで大きな市場となっていた。ローマ/フィウミチーノはグループで最南端のハブ空港になる。ミラノ/リナーテもグループで重要な役割を果たすことになる。

数週間以内にルフトハンザグループのマイレージプログラム、Miles&Moreでのマイルの獲得に対応するほか、マイルの獲得や交換、共同運航(コードシェア)、ラウンジの相互利用などの特典も得られる。ITAエアウェイズはスカイチームを脱退し、スターアライアンスに加盟する。

ITAエアウェイズは、エアバスA350-900型機やエアバスA330-900型機など、エアバス機99機を保有。ローマ/フィウミチーノとミラノ/リナーテを拠点として、世界70都市へ運航している。2024年の利用者数は約1,800万人に達する見通し。

最高経営責任者(CEO)にはヨルグ・エバーハート氏、最高戦略・統合責任者(CSIO)にはロレンツァ・マッジョ氏、ITA実装責任者にはマイケル・トレストル氏が就任する。2月3日には、ローマで記者会見を実施し、さらなる情報を発表する見通し。

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