日本航空(JAL)の最新鋭機・エアバスA350-1000型機の8号機(機体記号:JA08WJ)が12月7日午後、フランスのトゥールーズを出発した。あす12月8日昼ごろに羽田空港に到着する見通し。
エアバスでの組み立てスケジュールの変更に伴い、7号機より早く、8号機を受領した。
エアバスA350-1000型機は、現行の国際線主力機であるボーイング777-300ERの後継機となる、新たな国際線フラッグシップ機。客室は4クラス239席仕様で、ファーストクラスは「1-1-1」配列の6席、ビジネスクラスは「1-2-1」配列の54席、プレミアムエコノミークラス「2-4-2」配列の24席、エコノミークラスは「3-3-3」配列の155席。ファーストクラスとビジネスクラスは、JALとして初めて扉付きの個室タイプとなっている。機内エンターテインメント(IFE)は全クラスで4K解像度モニターを導入し、Bluetoothでワイヤレスイヤホンと接続できる。
計13機を発注し、初号機は2023年12月15日、2号機は1月15日、3号機は3月31日、4号機は8月1日、5号機は8月11日、6号機は10月3日に羽田空港に到着している。
同型機は1月24日に就航し、現在は東京/羽田〜ニューヨーク/ジョン・F・ケネディ線に1日2往復、東京/羽田〜ダラス/フォートワース線に同1往復、東京/羽田〜ロンドン/ヒースロー線に隔日で投入している。