成田国際空港は、2025年3月期の中間決算を発表した。中間純利益は195億円だった。
営業収益は1,276億円(前年同期比27.9%増)、営業費用は1,047億円(同9.8%増)、営業利益は228億円(同428.2%増)となった。純利益も前年同期比4倍以上増えた。
航空機の発着回数、旅客数ともに増加した。特に外国人旅客数は上期で初めて1,000万人を超え、過去最高を更新した。円安による物販や飲食収入も好調で、営業収益は民営化以降で最高となった。
通期の業績予想はリテール事業が好調であることなどを踏まえ、上方修正する。営業収益は2,551億円、営業費用は2,271億円、営業利益は279億円、経常利益は262億円、純利益は221億円を予想している。