鉄道・運輸機構(JRTT)は、北陸新幹線建設局を4月1日付で設置し、体制を強化する。
4月1日付けで、福井、小松、敦賀、大阪の4拠点。福井と小松の拠点は当面、建設所内に置くものの、準備ができ次第、移転する。局長には堀口知巳氏、副局長には髙部徹氏と長谷川正明氏が就任した。
建設が進んでいる、北陸新幹線の金沢〜敦賀駅間の約125キロは、2024年春頃に完成する見通し。途中、小松、加賀温泉、芦原温泉、福井、南越(仮称)の各駅を設置し、3つのトンネル、3つの橋梁も設ける。
JRTTは、新幹線などの鉄道建設や、海外の高速鉄道の調査などを手掛ける独立行政法人。前身は日本鉄道建設公団と運輸施設整備事業団で、2003年10月に統合し、現在の名称となった。