サウスウエスト航空は、ボーイング737 MAXを100機追加発注した。155機のオプションにも合意している。
追加発注したのは、ボーイング737 MAX 7とボーイング737 MAX 8の2機種。これまでの契約を合わせると、ボーイング737 MAX 7を200機、ボーイング737 MAX 8を180機発注することになる。オプションは270機に拡大した。すでに30機以上の引き渡しを受けているほか、リース会社を通じてさらなる導入も計画している。引き渡しは2031年にかけて行われる。
サウスウエスト航空では、ボーイング737型機を50年近く運用している。燃料効率、環境性能、運用の柔軟性の向上を目的として、最も多く保有しているボーイング737-700型機をボーイング737 MAX 7に置き換え、ボーイング737 MAX 8を補完する。
また、サウスウエスト航空は、ボーイングのデジタルソリューションの使用を拡大する。ボーイングは、システムソフトウェアのアップグレードと新しい無線通信を可能にする機器を提供する。
ボーイング737 MAXは、アメリカ・ワシントン州のレントン工場で製造している。ボーイング737 MAX 7には最大172席、ボーイング737 MAX 8は最大210席を配置でき、それぞれ現行機より長い、3,850海里、3,550海里を飛行できる。