
お笑いコンビ、くりぃむしちゅーの有田哲平(54)が22日深夜放送されたテレビ朝日系「クロナダル」に出演。かつて天才だと思った時期があった芸人を実名告白した。
レギュラーである安田大サーカスのクロちゃんが「(テレビで出して)25年です。結構いってるんですよ」などと話すと、同じくレギュラーのコロコロチキチキペッパーズのナダルが「そういえばクロちゃん、有田さんが一時期めっちゃ“お前、おもろいな”みたいになってメッチャ可愛がる時期があった」と振り返った。
すると有田は「“クロちゃん天才説”があったんだよね。で、岡田君(ますだおかだ岡田圭右)に”クロちゃんは天才だから、連れて行きたいから一緒に飲みに行こう“ってね。(テレビ朝日系)『笑いの金メダル』の後に(飲みに)来たよね。で、”笑いたい“というのがあるから、”ちょっとアレ見せてよ“とかやってて。なんか、(クロちゃんの当時の)受け答えがことごとくダメじゃん。”テンプレ“めっちゃやるじゃん。あれで”あれ?“ってなって。たぶん数時間ぐらいでその説、なくなったよ」と振り返り、笑わせた。
それを聞いたクロちゃんは「けど、それこそ『笑いの金メダル』とかで団長(安田大サーカスの団長安田)がふられてすべって、僕ひと言でフォローして“この人チェンジ”とか言ってたら、“面白い!”ってなって。有田さんが“天才だ”って言ってくれて。それで結構、有田さんの番組呼んでもらったり、ご飯連れて行ってもらったりとか、服屋さん行ったり、で、3カ月ぐらいいろいろ連れて行ってもらったり番組出させてもらった後に、“お前天才じゃないじゃないか。ふざけんな”って。そこから1回もご飯連れて行ってくれないし。それで有田さんと結構疎遠になったの。10年ぐらい疎遠になって、その後に(テレビ朝日系)『しくじり先生』が始まった時に最初に僕が出たのを有田さんが見てくれたみたいで、その時のスタッフさんが“有田さんが面白いって言ってくれてたよ”って言われて、“有田さんが評価してくれて嬉しいな”と思って、また“天才だ”と言ってくれるかなと思って会ってみたら“ふざけるな”って(また言われた)。変わらないなって」と有田と約3カ月密接な関係を構築したものの、その後10年ほど疎遠になったという2人の関係を詳しく語った。
そして有田は「疎遠になったじゃん? でもそこから伸びたよね」と評価。「(当時クロちゃんは)会話は本当にできなかった。全部“テンプレ”だから。全部よ。3ヶ月間、テンプレだけ聞いてるんだよ。初期のAIみたいなさ」と話し、笑いを誘った。