大韓航空は、2020年通期の暫定業績を発表した。
売上高は7兆4,050億ウォン、営業損益は2,383億ウォンの黒字、最終損益は2,281億ウォンの赤字となった。前年と比べ、売上高は40%、営業利益は17%減少した。
旅客の売上高は前年比74%減と大きく減ったものの、貨物の売上高は同66%増の4兆2,507億ウォンと大きく伸びた。純利息費用などの影響で最終損益は赤字となったものの、前年より縮小した。
大韓航空は、大型貨物機を23機保有しており、稼働率を前年より25%高めた。旅客機の活用や、旅客機を貨物機に改造するなど、供給量を増やした。特に、新型コロナウイルスの検査キットや自動車部品の需要が増加したという。
旅客数減少と原油価格の下落による燃料消費量と費用の減少、空港使用料などの関連費用の削減、人件費の減少により、営業費用は前年比40%減った。機内食事業やリムジンバス事業、ソウル市内の土地などの資産売却も進めている。
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