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ユナイテッド航空、温室効果ガスの排出量をゼロに 二酸化炭素捕集技術に投資




ユナイテッド航空は、2050年までに温室効果ガスの排出量を100%減らす。



ユナイテッド航空は2018年に、2050年までに温室効果ガスの排出量を50%削減すること宣言していたものの、拡大した。二酸化炭素の排出権を購入する「カーボンオフセット」とは異なり、新技術や持続可能な航空燃料(SAF)への投資を強化、拡大することで実現を目指す。



1PointFiveが開発を進める、数百万メートルトンの二酸化炭素を捕集・貯蔵し、地中深くに保存する。直接空気回収技術に数百万米ドルを投資し、排出した二酸化炭素をすべて回収する。この技術では、年間で数百万〜数十億メトリックトンの二酸化炭素を捕集できる可能性があるという。



1PointFiveはユナイテッド航空のコミットメントを受け、アメリカに工業サイズとして初のプラントを建設する。このプラントでは、4,000万本の木が捕集量と同等となる100万トンの二酸化炭素を捕集できる一方、3,000分の1の規模の土地で済むという特長があるという。



この他にもユナイテッド航空は、全世界の航空会社の中で、将来に購入することが公表されているSAFの50%以上を購入するなど、環境対策への取組みを継続している。2016年からロサンゼルス発の全フライトで使用しているSAFを、World Energyから最大1,000万ガロン購入することに、2019年に再度合意している。



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