京王電鉄バスは、運営する高速バス座席予約システム「SRS」に、空のダイナミックプライジングシステム「MagicPrice」を組み込んだ。
「SRS」は京王電鉄バスなど、全国45社が使用し、140路線以上の予約ができる。これまでは人力で行っていた運賃の変動を、需要に応じて自動で行うことが可能となる。バス会社では、運賃設定担当者の負担増加や業務の属人性が課題となっていた。
まずは一部の路線を対象に販売し、繁忙期の満席便を減らすとともに、閑散期の低廉な運賃での利用を促進することにより、多くの利用者の取り込みを目指す。