エミレーツ・スカイカーゴは、ドバイに世界初となるワクチン専用のエアサイドハブを設置する。
世界各地へのワクチン輸送の複雑さに対処するための措置で、ドバイ・ワールド・セントラルの貨物ターミナルを再オープンし、新型コロナウイルスのワクチンの低温流通(コールドチェーン)保管と流通のための専用の一大拠点ハブとして機能させる。ワクチン輸送の依頼に対応できる、専門の対策チームも設置している。
ドバイは、世界の人口の3分の2以上を占める市場に対し、8時間以内にアクセスできる地理的環境である。ドバイ・ワールド・セントラルの貨物ターミナルには、4,000平方メートル超の医薬品専用保管エリアでは、約1,000万本のワクチンのバイアル瓶を2度から8度で保管できるという。さらに、再冷凍や再包装などの専用ゾーンも用意する。
一部の緊急貨物を輸送するチャーター便への、エアバスA380型機の投入も視野に入れている。初めての専用エアバスA380型機「ミニフレイター」では、アムステルダムとソウル/仁川間をドバイ経由で運航し、医療品を輸送した。
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