日本航空(JAL)グループの日本エアコミューター(JAC)と北海道エアシステム(HAC)は、10月25日よりワンワールドにアフィリエイト加盟する。
ワンワールド各社のマイレージ会員は、JACやHACの利用でマイルを貯めることや、特典の利用が可能になる。
JACは、1983年に運航を開始。鹿児島を拠点に鹿児島県の離島や沖縄/那覇、西日本の都市を、ターボプロップ機のATR42-600型機とATR72-600型機で運航している。HACは、1997年に運航を開始。札幌/丘珠を拠点に北海道各地や青森県に、SAAB340B型機とATR42-600型機でネットワークを展開している。
すでにJALグループでは、ジェイエアと日本トランスオーシャン航空がアフィリエイト加盟している。これによりワンワールドのネットワークに、屋久島、喜界島、沖永良部、但馬が加わることになる。
ワンワールドのロブ・ガーニー(Rob Gurney)最高経営責任者(CEO)は、「私たちの大切なパートナーであるJALと共に育む日本におけるワンワールドネットワークに、新たにJALグループの上質な航空会社2社を迎えられることは大変な喜びです。日本エアコミューターと北海道エアシステムは、お客さまにより強固なネットワークを提供し、アジアにおける重要なマーケットの一つとして貢献してくれることでしょう。」とコメントした。
ワンワールドは、JALを含む13社が加盟する航空アライアンス。170以上の国・地域の1,000以上の空港に就航し、3,600機以上で年間5億4,000万人を運んでいる。上級会員には世界650ヶ所以上にラウンジを設置し、手荷物の優待などのサービスを提供しているほか、最上級のエメラルド会員向けに、一部の空港でファストセキュリティレーンを設けている。2021年3月にはアラスカ航空が加盟する。