札幌市は、市内宿泊施設の割引やクーポン配布、観光施設無料化などを盛り込んだ補正予算を可決した。
今回の補正予算では、冬期の観光需要に落ち込みが懸念されるとして、Go To トラベルキャンペーン後の来年2月からの予定で、総額30億円規模の拠出で需要喚起に積極的に取り組むとしている。
市内宿泊促進キャンペーンとして、市内宿泊施設で宿泊する際の宿泊代金の割引キャンペーンを実施する。割引額は1人5,000円。市内の飲食店などで使える割引クーポンも1人2,000円分を配布する。いずれも40万人を対象とする。いずれも2月から実施予定。
また、市内観光施設の無料キャンペーンとして、札幌市時計台、さっぽろテレビ塔、札幌もいわ山ロープウェイ、大倉山ジャンプ競技場、羊ヶ丘展望台などの観光施設の入場料などを無料化する。期間は2月1日から28日まで。
札幌市は7月23日から8月31日までも、「さぁ!サッポロ夏割」と題し1人1泊5,000円の割引と、7月23日から9月30日まで「さぁ!サッポロ泊まってスマイルクーポン」として1人1泊あたり3,000円分のクーポン配布を行っており、来年2月からも概ね同様のキャンペーンを実施するとみられる。