リクルートライフスタイルの研究機関、エイビーロード・リサーチ・センターは、2019年に渡航をした18歳以上の男女を対象に、国際線エアラインの満足度調査を実施し、結果を発表した。
総合満足度では、前年ともに2位の全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)が1位となった。ANAは2年ぶり3回目、JALは3年ぶり2回目の1位となる。前年1位のシンガポール航空は3位、前年14位のキャセイパシフィック航空が4位となった。トップ20には格安航空会社(LCC)として唯一、スクートが20位に入った。
前年より総合満足度の順位を上げたのはこのほかに、タイ国際航空、ガルーダ・インドネシア航空、エールフランス航空、チャイナエアライン、ハワイアン航空、大韓航空だった。
部門別では、「航空機の機材、設備」と「客室乗務員の接客サービス」はJAL、「機内飲食サービス」と「機内エンターテインメント」はANAがそれぞれトップ。「空港内の航空会社職員の接客サービス」は両社同率でトップだった。「コストパフォーマンス」はティーウェイ航空が首位を獲得した。
■航空会社の総合満足度トップ20
1位:全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)
2位:シンガポール航空
4位:キャセイパシフィック航空
5位:KLMオランダ航空
6位:カタール航空
7位:フィンエアー
8位:ニュージーランド航空
9位:タイ国際航空、ターキッシュ・エアラインズ
11位:エミレーツ航空
12位:カンタス航空
13位:エールフランス航空
15位:エバー航空、チャイナエアライン、ハワイアン航空
18位:アシアナ航空、デルタ航空
20位:スクート、大韓航空