三菱航空機は、新型コロナウイルスの影響による経済情勢や事業環境の変化を踏まえ、段階的に組織や活動の見直しを行うと発表した。
スペースジェットM90の型式証明取得に向けて、今後の型式証明飛行試験(TC飛行試験)の効率を一層高めるため、今年度は現在の設計を機体レベルで整理・確認することや、3,900時間を超える飛行試験データの検証を行っていく活動に注力する。
丹羽高興社長を筆頭に、コーポレート側の運営は桝谷啓介執行役員、開発・技術全般は立岡寛之執行役員が補佐する。三菱重工や三菱航空機で35年の設計経験を有する川口泰彦氏は、チーフエンジニア兼技術本部長に就任する。