スイス政府は、全てのシェンゲン協定加盟国などからの渡航者に対する入国制限措置を6月15日に解除することを決めた。
対象となるのは、シェンゲン協定加盟国やイギリス、ブルガリア、アイルランド、クロアチア、ルーマニア、キプロス。シェンゲン協定加盟国以外の6ヶ国から入国する第三国の国籍者には、入国制限が適用される。自由行動権を有する場合や、これらの国に拠点を置く企業の第三国国籍の社員が年間最大90日間、スイスに赴任する場合は対象外となる。現在閉鎖している、全ての国境管理も再開する。
第三国からスイスへの入国制限措置は、後日、他のシェンゲン協定加盟国と緩和等に関する調整を実施し、措置を決定する見通し。