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厚生労働省は、成田空港検疫所の検査室内で新型コロナウイルスのPCR検査の試薬による汚染が疑われる事例が発生したことから、3月11日から検査を停止していることを明らかにした。
11日に検査室で誤って試薬を破損し、14日に検査に従事した職員2名からPCR陽性反応があった。14日に調査の結果、破損により感染性のない試薬が体内に付着したことによって陽性となったことが判明したという。現在は除去作業などを行い、専門家の意見をもとに復旧作業を行うという。
イタリアなど一部の国からの入国では、PCR検査を実施している。