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長蛇の列もこれで解消? JAL国内線初の手荷物預け入れ機、羽田で使ってみた




国内線を利用する際に手荷物を預けたいけれど、カウンターは長蛇の列。諦めて機内持ち込みにするしかない……。こんな経験はないだろうか?



日本航空(JAL)は、スムーズで快適な空港「JAL SMART AIRPORT」の実現を目指して、主要空港においてチェックインカウンター等のリニューアルを進めている。今般、羽田空港国内線に、手荷物タグの発券機能が備わった新型の自動チェックイン機と、手荷物預け入れ機が導入された。



JALによれば、羽田空港では現在、最繁忙期には手荷物の預け入れに30分以上の待ち時間が発生することもあるという。手荷物預け入れ機の導入は同社国内線では初めてで、同社は今夏までに荷物預け入れの待ち時間を5分以下に短縮したいと意気込んでいる。



早速、新システムでのチェックインを試してみた。





2月20日現在、新型チェックイン機は南ウイングに12台設置されている。





まずは従来通り、二次元バーコードやICを読み取らせて手続きする。







チェックインが終わると、続けて預け入れ手荷物の有無を確認する画面に切り替わる。





荷物の個数や制限品を確認すると、手荷物タグが発行された。





これを自分自身で荷物に取り付けるのだが、剥離紙がないため両面を合わせてるだけでそのまま貼り付けられるので、煩わしさが低減されたように感じる。





タグを取り付けた荷物を持って、奥の預け入れ機に移動。荷物を置くと、重量が計測される。





二次元バーコードやICを読み取らせると手続きが始まる。ちなみに、読み取り部は上下にセンサーが付いているため、二次元バーコードは裏表どちら向きでも読み取ってくれる。





制限品の有無を再度確認すると、自動的に荷物が運ばれていく。従来の引き換え証になっていたタグの剥離紙が廃止されたため、ここで引き換え証が発行される。取り忘れないように注意。このあとは、これまで通り保安検査場に向かうだけ。



周辺には地上係員がいるため、機器の操作方法に不安がある場合なども安心だ。今回は撮影しながらの手続きだったが、一連の流れは3分ほどで完了した。



現在、この新システムは試験運用中で、利用できるのは一部の時間帯のみ。本格運用は3月中旬から始まる予定だ。今夏までに、新型自動チェックイン機は82台、手荷物預け入れ機は38台導入される。空港の待ち時間が短縮し、東京五輪に向けて混雑が改善されていくことを期待したい。



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