香港の民間航空局(CAD)は、香港航空の航空運送事業許可に対し、さらなる措置を講じないことを明らかにした。これにより、懸念されていた運航停止は回避された。
民間航空局では引き続き注意深く監視するとしたものの、当面の間は許可の取り消しなどの措置は行われない。
香港の航空輸送許可局(Air Transport Licensing Authority、ATLA)は、12月2日、香港航空の財政状態が急速に悪化していることから、当局の定める資本水準まで引き上げ、維持することを要求していた。
12月5日付けのブルームバーグによると、遅れていた従業員への給与の支給を同日付けで行った。親会社の海航集団から資金を調達したとみられている。