JR九州が5月17日より運行を開始する「JR九州 Waku Waku Trip 新幹線」。「Go! Waku Waku Trip with MICKEY」プロジェクトとして、800系新幹線にラッピングが施された。初日は特別運行として、博多駅と鹿児島中央駅それぞれの場所で記念式典を開催した。
初日は、特別運行として招待された100組約200名が、ほぼノンストップ(途中駅では停車のみ)で博多駅から鹿児島中央駅を目指した。
博多駅での出発式では、JR九州社長の青柳俊彦氏と、ウォルト・ディズニー・ジャパン バイスプレジデント チーフ・マーケティング・オフィサーの目黒敦氏があいさつ。午後1時51分、JR九州博多駅長の中野幹子氏の合図とともに11番ホームから出発した。
車両デザインについて、車体全体に配されたラッピングが特徴的だが、車内には専用ヘッドレストカバーや、各車両のデッキ部にクイズパネルなどが設けられている。特別運行列車の乗客向けに、車内ツアーも行われた。
午後3時30分、鹿児島中央駅に到着。ホームには鹿児島中央駅の駅員が「ようこそ鹿児島へ」と書かれた横断幕でお出迎え。その後、AMU広場でお出迎え式が行われた。式には乗客も列席し、スペシャルムービーの上映や、魅せる音楽集団「ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー」と神村学園吹奏楽部のコラボ演奏が披露された。
最後に、スペシャルゲストとして、ミッキーマウスが登場し、客席を回ってファンサービス。AMU広場に集まった見学客にも大きく手を振った。こうしてお出迎え式は終了した。 この「JR九州 Waku Waku Trip 新幹線」は11月下旬まで、博多―熊本―鹿児島中央駅を往復運行する。また運行スケジュールは特設サイト(https://www.jrkyushu-wakuwaku.jp/)にて公開される。