航空業界誌のエア・トランスポート・ワールド(ATW)は、ルフトハンザ・ドイツ航空を「エアライン・オブ・ザ・イヤー 2019」に選出した。
ヨーロッパの航空会社の選出は14年ぶりで、3月26日にアメリカ・ニューヨークで開かれた授賞式には、ルフトハンザグループのカーステン・シュポア最高経営責任者(CEO)が出席し、「ルフトハンザは強力なブランドであり、偉大な伝統、極めてロイヤリティの高いフリークエント・フライヤーを含む巨大な顧客基盤、そして、とりわけデジタル化に供する優れたイノベーション能力を兼ね備えています。さらに、私たちが擁する世界最高のエアライン・スタッフは他の追随を許しません」とコメントした。
生体認証(バイオメトリックス)搭乗をはじめとした、テクノロジーやサービスの継続的な導入や、持続可能性(サステナビリティ)に配慮した取り組みなどが評価された。スカイトラックスは、ヨーロッパの航空会社として唯一、5つ星に認定している。カーステン・シュポアCEOは2018年に、「ATW インダストリー・リーダーシップ・アワード」受賞している。
ATWは1964年に設立、毎年優れた航空会社を表彰している。2018年には全日本空輸(ANA)が3回目となる「エアライン・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。
■エアライン・オブ・ザ・イヤー
2019年:ルフトハンザ・ドイツ航空
2018年:全日本空輸(ANA)
2017年:アメリカン航空
2016年:エティハド航空
2015年:サウスウエスト航空
2014年:デルタ航空
2013年:全日本空輸(ANA)
2012年:ニュージーランド航空
2011年:エミレーツ航空
2010年:ニュージーランド航空
2009年:アシアナ航空
2008年:シンガポール航空
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