国土交通省航空局は3月14日、ボーイング737 MAXの日本への乗り入れを停止した。
アメリカ連邦航空局(FAA)が、日本時間3月14日、同型機のアメリカの航空会社による運航と、アメリカ国内への乗り入れを停止したことを受けた措置。
ボーイング737 MAX 8は、2018年10月にライオン・エア機が離陸直後に墜落し、乗員乗客の全員が死亡。3月にはエチオピア航空機も離陸直後に墜落し、乗員乗客全員が死亡している。いずれの機体も納入から数ヶ月の新しい機材で、離陸直後に墜落している点が共通している。エチオピア航空機のフライトレコーダーは回収されており、ヨーロッパで解析が行われる見通し。
2度の墜落事故後、中国やシンガポール、香港、カナダ、EUがボーイング737 MAXの運航停止や乗り入れ停止措置を相次いで表明。アメリカのみ運航停止措置が取られていなかったが、日本時間3月14日に運航と乗り入れを停止するよう指示している。ボーイング737 MAXを日本へ乗り入れているシルクエアーやタイ・ライオンエアなど各社は機材を変更している。日本の航空会社はボーイング737 MAXを保有していない。
⇒詳細はこちら