ガルーダ・インドネシア航空は、子会社の格安航空会社(LCC)のシティリンクを通じ、スリウィジャヤ航空とグループのNAMエアと運航を一体化する。
スリヴィジャヤグループは航空会社2社を傘下に持ち、ジャカルタを拠点に国内線を運航している。ガルーダ・インドネシア航空による事実上の経営救済で、事業を再編するとともに、経営効率を高めることでシェア拡大を目指す。今年5月には共同運航(コードシェア)を行う計画を発表していた。
航空シンクタンクのCAPAによるまとめでは、2017年のインドネシア国内の市場シェアは、ライオンエアグループ3社が51%、ガルーダ・インドネシア航空グループ2社が33%、スリヴィジャヤグループ2社が13%で、ほぼ上位2社で独占することになる。
インドネシアではこの数年で、バタビア航空、メルパチ・ヌサンタラ航空、タイガーエア・マンダラなどが運航を停止するなど、通貨安や原油高による影響が相次いでいる。
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