国土交通省は、関西国際空港の浸水被害に伴う、伊丹空港と神戸空港での代替受け入れを10月11日をもって終了した。
きょう10月11日未明に、第1ターミナルビル1階南側の旅客手荷物取扱いシステムの一部の機能復旧と安全性を確認し、本格運用を再開したことによるもの。
9月14日以降の代替便の受入実績は、伊丹空港で20便、神戸空港で2便の計22便だった。「ウェルカム・関西・ジャパンキャンペーン」の一環として日本航空(JAL)が10月17日と21日に予定している、大阪/伊丹〜香港線の臨時代替便は、発着地を関西国際空港に変更して運航する。
関西エアポートの山谷佳之代表取締役社長CEOとエマヌエル・ムノント代表取締役副社長Co-CEOは、「9月4日に台風21号の被害を受けて以来、関係各位のご協力を賜り関西国際空港の早期復旧を行い、漸く旅客ターミナルビルの本格運用に至りましたことを、大変喜ばしく思っております。これまでご尽力をいただきました皆様に厚く御礼申し上げます。関西国際空港が今般本格運用に至るまで、大阪国際(伊丹)・神戸両空港での代替便の受入れをご検討、ご了解いただきました関係者の方々に、改めて御礼申し上げます。心よりのご配慮の数々、誠にありがとうございました。」とのコメントを発表した。