関東自動車と東野交通は、10月1日付で合併することを取締役会で決議した。
両社はみちのりホールディングス傘下の企業で、関東自動車は栃木県内のバス最大手、東野交通は県内2位の交通事業者。運営上は対等合併となるものの、許認可移転手続きが簡便となる吸収合併方式とし、関東自動車を存続会社とする。
合併後の商号は関東自動車となり、資本金は7,800万円、従業員数は1,110名、保有バス車両は592台となる。東野交通由来の営業所や車庫には、基本的に「東野」の名前を付けることで、伝統を引き継ぐとしている。
合併後には、いずれかの会社の定期券保有者は、同一区間であれば両社のバスに乗車できるようになる。システムを一本化するとともに、東野交通側にもバスロケーションシステムを導入する。