阪急阪神ホールディングス傘下の阪急阪神不動産は、「宝塚ホテル」の新築工事に4月2日、着手した。
建物は地上5階、地下1階建てで、敷地面積は約12,300平方メートル。現在のホテルを継承したデザインとなる。客室は宝塚歌劇の観劇やビジネスユースなど幅広いニーズに対応できる様々なルームタイプを備え、現在のホテルを上回る約200室を予定している。
宴会場は宝塚大劇場のオフィシャルホテルとして、宝塚歌劇のディナーショーを開催できる大宴会場と、地域のコミュニティホテルとして利用できる中・小宴会場の合計4室を用意した。1階と2階にはカフェレストラン&バイキング、日本料理、鉄板焼き、ラウンジの4つの施設を設ける。開業は2020年春を予定している。
事業主は阪急電鉄、ホテル運営は阪急阪神ホテルズ、開発業務は阪急阪神不動産が担う。現在の宝塚ホテルは、新ホテルの開業まで営業を継続する。