エアアジアは、ジョホールバルのスナイ国際空港で、マレーシア初の顔認証システム「Fast Airport Clearance Experience System(FACES)」を2月6日より本格導入した。
スナイ国際空港には専用のキオスク端末を3台、自動搭乗ゲートを1番ゲートから3番ゲートにそれぞれ1台設置しており、専用のキオスク端末でパスポートやマレーシア国内線用身分証明書「MyKad」などの身分証明書を読み取り、写真撮影を行うことで利用ができる。利用対象は18歳以上の身長が145センチから190センチまでの方に限られ、一度登録を行うことで身分証明書の有効期限まで有効となる。国際線では通常通りの出国審査を行い、搭乗ゲートでは顔認証で搭乗できる。
乗客はパスポートや搭乗券の提示、スキャンといった手続きを省くことができることから、時間短縮やストレスの軽減につながる。エアアジアが開発したシステムで、今後は他の航空会社にもシステムの利用を求めていく。
スナイ国際空港では、2018年の旅客数が16%増加した360万人となる見通しで、セキュリティチェックの高速化や業務効率化が急務となっている。
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