東京都交通局は2018年春をめどに、浅草線に新型車両「5500形」を導入すると発表した。
5500形車両のコンセプトは「日本らしさとスピード感が伝わる車両」。外装デザインは、国際的にも日本のイメージとして一般的な歌舞伎の隈取りを現代風にアレンジした凛々しく躍動感のあるもので、羽田・成田の両空港に乗り入れ、浅草や銀座といった東京を代表する観光地をつなぐ路線にふさわしいものとなっている。
内装は和紙や寄せ小紋のほか、東京の伝統工芸品である江戸切子などの柄とともに、沿線由来のイラストを使用し、落ち着きのある和の雰囲気の中にも遊び心がある空間デザインとした。車内には多言語対応の液晶モニターを設置し、訪日外国人へも充実した案内を提供する。
浅草線の新型車両は、1991年に導入し現在も運行している5300形車両以来、20年以上ぶり。2017年度中にも第1編成を導入し、2018年度には7編成を順次導入し、全27編成を5500形車両に置き換える計画。
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