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国内で展開している「ステランティス」7ブランドの上半期における合計販売台数が2万4505台をマークし、過去最高を記録!


7月9日、グループPSAジャパン並びにFCAジャパンは、ステランティスに属する7ブランド(プジョー/ジープ/シトロエン/フィアット/アバルト/アルファロメオ/DSオートモビル)の2021年上半期における合計販売台数が2万4505台を数え、上半期における過去最高を記録したと発表した。

今年上半期に7392台を記録した「プジョー」や7372台を記録した「ジープ」が日本におけるステランティスの成長を牽引

このたびの記録は、前年同期比46%プラスの成長であり、純輸入車市場の伸びである20%を大幅に上回っている。2021年上半期の純輸入車市場でのシェアも18%を獲得した。

昨年来続く、安全安心な移動手段としての自家用車需要の回復を背景に、個性派揃いのステランティスの各ブランドは好調。全体としての好調に加えて、2ブランドも上半期の記録を更新した。ジープはこれまで過去最高だった2019年上半期を1223台上回り、シトロエンも昨年を1478台上回り、記録を更新した。ブランドごとにポイントを見ていこう。




「プジョー」


受賞歴のある208/e-208、2008/e-2008の販売が引き続き好調で、3008 GT HYBRID4も好調




「ジープ」


アウトドアに対する消費者の関心が高まる快適な季節に、ラングラーとレネゲードが継続的に販売を伸ばし、上半期の6カ月中4カ月で月間最高記録を更新




「シトロエン」


ベルランゴの2020年4月の発売開始以来の勢いが続いており、ブランド認知と拡販を実現




「フィアット」


上半期で月間最高販売台数を2回更新するなど、ロングセラーである500が新規需要も代替需要も好調で、第2四半期として過去最高を更新




「アバルト」


595シリーズが上半期の前年同期比で5%増と好調




「アルファロメオ」


装備充実のジュリアとステルヴィオが高い支持を得ており、前年同期比68%増となる高成長




「DSオートモビル」


新電動化フラッグシップであるDS 7クロスバックE-TENSE 4X4の発表により、ショールームへの来場者数と受注が増加




日本でステランティスを率いるポンタス・へグストロム氏(グループPSAジャパン代表取締役社長とFCAジャパン代表取締役社長を兼務)は、上半期の好業績について次のようにコメントしている。


「2万4505台という数字は、2020年通年の販売実績の60%となります。通常、我々は上半期よりも下半期の方が販売台数は多いので、年間台数の更新にも期待が持てます。特に本年下半期には、先ごろ刷新したミドルサイズSUV、ジープ・コンパスの出荷が本格化するので、台数のベースアップを大いに期待しています。プジョーも新ブランドアイデンティティとともに刷新されたラインナップをお披露目する大規模展示イベントを日本の主要都市で開催する予定で、新規顧客の獲得がさらに加速する見込みです。ステランティスの全ブランドは成長軌道を継続し、今後も市場を大幅に上回る成長を続けていくと確信しています」

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