欧州でトヨタ・ヤリスクロスの生産開始 欧州での生産目標に大きく貢献！

トヨタは、欧州で同社のコンパクトSUVであるヤリスクロスの生産を開始したと発表した。フランス、ヴァランシエンヌの工場で生産され、2025年までに欧州での販売を150万台に引き上げるという目標に貢献すると期待されている。発売は8月の予定だ。

トヨタ・ヤリスクロスは、コンパクトカーであるヤリスをベースとしたBセグメントSUVである。またトヨタのGA-Bコンパクトカープラットフォームをベースにした2番目のモデルであり、ヨーロッパで製造される8番目のTNGA（トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー）モデルだ。生産開始は、トヨタのローカリゼーション戦略のさらなる進展も示しているという。




フランス、ヴァランシエンヌの工場の同じラインで2つのモデル（第4世代のトヨタヤリスと新型ヤリスクロス）を生産できるようにするために、4億ユーロの大幅な追加投資が行われ、TMMF（トヨタモーターマニュファクチャリングフランス）の年間生産能力は30万台に拡大された。




発売は8月を予定しており、欧州で人気カテゴリーとなっているコンパクトSUVのなかでどれだけ販売台数を伸ばせるか楽しみだ。